トマスの疑い深い資産運用

アラフォー日本人男性兼業投資家。日々勉強中です。

IT

『アルゴリズム思考術:問題解決の最強ツール』★★★★

 ブライアン・クリスチャン著、トム・グリフィス著。

 なんか軽いビジネス書にも見えるタイトルだが、割とガチな啓蒙書(撞着語法っぽいが)。物理的にも分厚いし、若干冗長気味ではあるものの、内容は良い。

 個人的には単独ですごく新しい内容があるわけではないが。むしろ非IT系、非プログラマの方が新鮮で面白いかも。

 ゲーム理論のところでは『囚人のジレンマ』を思い出した。

SBIハイブリッド預金を休止しようと思ったがやっぱり継続

 マネーフォワードを試していて、住信SBIネット銀行とSBI証券の間で、ハイブリッド預金の振替が、いちいち収支として出てくるのが不便に思った。

 それをきっかけに調べていたら、金利が0.01%しかない。ということは1000万円フルに預けている状態でも、年間1000円ってことか。塵も積もれば山となるとかいうけれど、流石にこれは誤差だろう。

 マネーフォワード自体の評価はまだ未定だが、ハイブリッド預金は一端止めてみよう……と思ったが、


 やまぐち(@ky1ky1)氏のリプを見てやっぱり続けることにした。

 そういえば、振込もATMからの引き出しも無料なので、代表口座に振り替えて即振り込みor引き出し、ということをやることはたまにある。日常化しているので忘れていたが、これはハイブリッド預金じゃなきゃできないのか。

インソースと知識のプラットフォーム化

 の記事で、6200 インソースが、社内ITインフラのサービス化に関してアマゾンと同等の戦略を意識してやっていそうであることが興味深い、と書いた。

 それは変わっていないのだが、そもそも「悩みを集めて研修を作って売る」という業態自体に、それに似た要素があるのではないかと思いついた。

 たとえば

  • IT研修を売っている一方で、社内ではGitも使わずクソコードまみれでした

 とか、

  • コミュニケーション研修・パワハラ研修・メンタルヘルス研修を売っている一方で、社内は超絶ブラックでした

 などということがありうるだろうか。不可能ではないにせよ困難だと思う。

 それはバレたら評判に関わるというだけではなくて(その要素も実際あって有利に働くだろうが)、劣った知識やノウハウ、愚かな制度や意思決定を放置していたら、評判以前にそもそも売るものがなくなってしまうという圧力が会社に常にかかるということ。

 アマゾンの社内ツールがサービスとしても売っているため、常に社外との競争に晒されて磨きがかけられる、というのと同じである。

電子資産の相続について


 このツイートをきっかけに考えた話を適当に。

 うちには、長年にわたって電子化した書籍やらmp3化したCDやらの電子資産が沢山ある。子供は、家でかかっているBGMなどの形で、すでにその恩恵を受けているし、自分で本が読める年齢になれば、さらにその恩恵は大きくなるだろう。

 ITの進歩は教育機会の均等化に繋がる場面もあれば、生まれの差による格差をさらに広げる側面もあるのではないか。

 Kindleで買った書籍は相続できるのだろうか? Steamで買ったゲームは? ちゃんと調べてないが、おそらく今はNoだろう。個々のアカウントに紐付くものとなっているのだと思う。

 しかし、死んだ後もacc/passさえ教えてもらっていれば、実質的には相続できるのではないか?

 たぶん規約としては死んだら契約解除されることになっているのだろうと思うが。処理はどのぐらい厳密に行われているのだろう。というか、死んだら取り上げられる資産なんて他にはあまりないと思うが、それでいいのか?

 問題になった例はあるのか? ITを日常的に使いこなしている世代が寿命で死ぬようになってくると、これからもっと問題になるのだろうか?

 相続を考えなくても、家庭内で子供や家族に端末を貸して読ませるぐらいのことは、普通に行われているのではないかと思うが、これも厳密に言ったらダメなのではないか?

 端末がもっと進歩して、生体認証やAIで常にユーザを把握するようになれば、また状況は変わってくるだろうか? その場合、貧しくても勉強できる要素と、単純に金がある側が有利になる要素とのバランスは、どう変わるだろう?

SoundPEATS(サウンドピーツ)『Q12 Bluetooth イヤホン ブラック』

 ブルートゥースイヤホンは、昔一度検討したことがあったのだが、アンチインデックス(@taijutaiju51)氏のツイートがきっかけで買ってみた。オーディオブックを聴くのに使用中。

 ケーブル管理の手間がいらなくなるメリットが、設定管理と充電のデメリットを上回るかが気になって前回は踏み切れなかったのだが、その観点で言えば合格。非常に便利。

 音声ガイドだけはイマイチ。電子音は甲高くて、アナウンスは素人っぽい。しかし、まあ慣れたら気にならない。

囲碁将棋を知性の代表と捉えるのは正しくない

 囲碁で人類完敗のニュースをきっかけに、AIとかシンギュラリティ(笑)をめぐる議論によくある誤りのひとつについての話。

 にも通じる話なのだが、囲碁・将棋などが、(人間)知性の代表あるいは頂点であるかのように見なされているのは、端的に言って間違いである。

 AlphaGoは確かにすごいけれども、囲碁のルールそのものは極めて単純で、最もコンピュータ向きの題材なのである。あくまで有名ボードゲームの中で探索すべき局面数が最も多かったというだけなのだ。

 今すぐに雇用が危ういのは、あくまで脳でコンピュータ(向きの計算)をシミュレートするのが能であった人、それが人間にとって不自然であるが故に希少で優位性のあった仕事である。

 「コンピュータ」という単語は元々人間の職業を指す言葉だった。そろばんや筆算で計算するのが仕事です、という人がいなくなってからすでに何十年も経つ。その次ぐらいにコンピュータ向きの仕事がプロ棋士だったというだけなのだ。

 コンピュータがまたプロ棋士の次ぐらいにコンピュータ向きの仕事を奪うにはまた十年単位の年月がかかるだろう。

今の暗号通貨は往時のファイル交換ソフトみたいなものであろう

 ちゃんとは見てないが暗号通貨が上がりまくっているらしく、マウントゴックス破綻の時に、家庭内で「今買えば儲かるだろうなあ」と言っていた憶えがある私としては、非常にメシマズである。

 しかし、メシマズを抜きにしても、現在の暗号通貨そのものには、いまだ懐疑的である。

 ブロックチェーンの技術自体は、公開鍵暗号そのものに匹敵するぐらい革命的な発明であり、長期的には「世界を変えた」と言いうるレベルのものになるだろうと思う。

 しかし、その時誰もが使うレベルで流通しているのは今のビットコインをはじめとする暗号通貨ではなく、ビットドルあるいはビット円・ビットユーロ・ビット人民元とでもいうべき別の何かであろう。

 ここで詳しく扱う余裕はないが、今現在の暗号通貨は、技術的にも政治・社会的にも、小手先では如何ともしがたい大きな制約を抱えているからだ。

 今日時点の暗号通貨は、いわば往時のファイル交換ソフトみたいなものだろうと思う。

 関わっている人は、大抵賢くていい人である。そして違法か違法ではないかと言えば違法ではない。でも実情というか本音は結構グレーである。

 p2p技術が当たり前になり世界を変えたからといって、当時のファイル交換ソフトやその文化が公のものになった訳ではない。

 確かに、マウントゴックス破綻の時に買っとけばよかったなあとは思う。金銭的には怠慢だったと思う。

 しかしそれは、ファイル交換ソフトが流行っていてDLが合法だった頃に沢山やっとけば得しただろうなあ、と思うのと同レベルの話であって、何らかのifで買っていたとしても、やはり技術的興味のレベルに留まり、ドーンと買って儲けることはできなかった気がする。

 なおこれは自分の予想と投資スタンスの話であって、やっている人に文句があるわけではない。グレーなところに突っ込んでリスク取る人は、世の中に必要だと思うし、それで儲かるなら優秀な投資家ということであるわけで、大いに儲けてほしいと思う。

『Excel 最強の教科書[完全版]――すぐに使えて、一生役立つ「成果を生み出す」超エクセル仕事術』★★★

 藤井直弥著、大山啓介著。結構いいと思う。

 私は楽天RSSと組み合わせて自分用のシステムを作る過程でエクセルは結構勉強したので、今更とは思ったけど、それでもいくつか見落としていたことがあった。

アラフォー日本人男性兼業個人投資家。日々勉強中です。
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