トマスの疑い深い資産運用

アラフォー日本人男性兼業投資家。日々勉強中です。

IT

学研プラス『エクセル関数完全マスター! 仕事がはかどる実践教科書』★★★★

 過去書評。いつぞやのkindleセールで100円で売っていたので特に考えずにポチっていたものだが、100円でなくともかなりよいと思った。初心者にはおすすめできる。

インソースのプレゼンテーション研修に行ってきた

 インソースの優待を使って、プレゼンテーション研修に行ってきた。実益と現地調査を兼ねて。

 ここで以前書いたように、もう何年も前から一度そういうのをやってみたいと思っていたのだが、クオリティの予測がつかないという壁に阻まれて実現できないでいた。

 優待なしだったらこのタイミングで行ったかはわからないが、自分にはハッキリと存在したこの壁を越えさせたという事実は大きい。

 研修内容が素晴らしかったかというと必ずしもそうではない。大体予想通り、少なくとも予想の範囲内と言える。しかし、それが自分の求めていたものだった。

 予約時のwebフォーム、予約確認のメール、リマインダーのメール、受験票の印刷、等々のステップを実体験できたのもなかなか有益だった。背後でどういうITと人間が動いているのか想像してみると面白い。

 さらにセミナールームに置いてあったパンフや冊子の類をすべて一部持って帰ってきて読んでみた。全般にすごくきっちりしているという印象が強まった。

 企業なら当たり前だろうと思うかもしれないが、自分がこれまでの社会人研修に欠けていたと感じる部分は、まさにそこなのだ。目先の株価は知らんが、長期投資対象としては今後も期待できると思えた。

Go言語で自作ツールをアップデートした

 ここ3ヶ月ぐらいの間、Go言語で自作ツールを全面的に書き直していた。(ちなみに以前はScala)だいたいこれまで同様の機能は全て移植して一段落。

 実用的な規模でGo言語を使ったのは初めてだが、とても気に入った。VSCodeによる開発環境もストレスフリーで素晴らしい。

 Scalaから比べてもものすごく速いと感じるので、スクリプト言語からだとその差は相当なものだろう。

タイポグリセミアとドメイン名

 出典が思い出せないのでうろ覚えだが、以前、ネットワークの歴史の本を読んでいるときに、ドメイン名のルールを決めた人が、一貫して「大→小」になる(つまりこのブログであればjp.blog.foma)ようにすればよかった、というようなことを言っていた。

 しかし、普通あるコンテンツにアクセスする人が気にするのは、ドメインの所属国ではなく個別のドメインを取っている主体であろうし、現に表示されるコンテンツ(単純なサイトならファイル)であって、分類(それが置いてあるフォルダ)ではなかろう。

 見る人間が一番気にするであろう情報が、ちょうど人間が瞬間的に把握しやすい両端にある("http://"と拡張子は別として)というのなら、歴史的経緯はどうあれ、結果的にベストの選択になっているのではないだろうか。

『ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか』★★★

 ピーター・ティール著、ブレイク・マスターズ著。玉石混淆という印象。面白いが期待ほどではなかった。

 「独占企業は激しい競争をしているかのように、激しい競争をしている企業は独占企業であるかのように、ポジショントークする」というような話は面白かったが、この本自体も成功者のポジショントーク感はある。

よりよい計算などというものはない

 2010年からアマゾンに長期投資している最大の理由は、Amazon Web Services(AWS)を知って、これは打倒不能ではないかと思ったからです。

 何の本で読んだ記述か忘れましたが、石油会社の長年にわたる努力にも関わらず、ガソリンの消費者を囲い込もうとする試みは、一度として成功したことがありません。

 本質的にコモディティにしかなりえないものというのはあるのです。ガソリンはそのひとつです。地質学的・化学的制約により、ガソリンはガソリン以外のものにはなりえないからです。

 再生エネルギー・蓄電・省エネ等の各種技術の発達により、ガソリンが利用されなくなることはあっても、本質的に優れた「よりよいガソリン」が発明されることは、もうないでしょう。

 計算力はガソリン同様、現代文明に1日も欠かせない必須の資源で、しかも本質的にどれでも同じコモディティです。現実のコンピュータが発明される前から、計算の理論は少しも変わっていませんし、変わってはいけません。

 Amazonのクラウドで計算したら2+2=4にしかならなかったけど、○○○の画期的なクラウドで計算したらなんと2+2=5にもなったよ! やったぜ! ……なんてことはありえませんし、あってはならないのです。

 したがって、計算力を売るビジネスは、ガソリンと同様に根本的な差別化は不可能であり、標準化とスケールメリットによる先行者利益を持つAWSを完全にひっくり返すことは誰にも不可能です。

(ただひとつ可能性のあるイベントは、量子コンピュータの実用化ですが、今回その話はしません。しかし、量子コンピュータが実現されるとしても、やはりアマゾンもそれを導入するでしょう。)

 ベゾスはインフレ調整後でもジョン・ロックフェラーと並ぶ富豪となり、アマゾンもスタンダード石油のように政治的に分割されるまでは止まらないと思っています。

不便によるセキュリティ

 投票が電子化されない理由としてよく言われることなのだが、不便≒高コストは、それ自体が一種のセキュリティとして働く側面がある。

 国政選挙の投票がネットできるようになったとして、通信が傍受されて改竄されていないことを、サーバーがクラックされて結果の数字が変更されていないかを、どうやって確認できるだろう。

 確認できたとして、負けた候補とその支持者をどうやって納得させられるだろう。容易ではないことは明らかだ。

 選挙の度に大勢の人が動き、何億・何百億という費用がかかるのは無駄に思えるが、クラックするのにそれ以上の費用をかけなければならない物理的システムなのだと考えれば、少なくとも馬鹿げていると一蹴できないことはわかるだろう。

 もちろんコインチェック特大GOX事件に関連して思い出したことだ。秘密鍵の漏洩自体は別の問題としても、数百億円が一瞬で電子的に送信できる便利さは、それが一瞬で盗まれる危険と表裏一体である。

『アルゴリズム思考術:問題解決の最強ツール』★★★★

 ブライアン・クリスチャン著、トム・グリフィス著。

 なんか軽いビジネス書にも見えるタイトルだが、割とガチな啓蒙書(撞着語法っぽいが)。物理的にも分厚いし、若干冗長気味ではあるものの、内容は良い。

 個人的には単独ですごく新しい内容があるわけではないが。むしろ非IT系、非プログラマの方が新鮮で面白いかも。

 ゲーム理論のところでは『囚人のジレンマ』を思い出した。

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