トマスの疑い深い資産運用

アラフォー日本人男性兼業投資家。日々勉強中です。

4235

ウルトラファブリックスホールディングス第53回株主総会

 ちょっと遅くなったが2018/3/29(木)の株主総会。場所も進行も印象は去年と変わらず。質疑応答部分のみメモ。

売上げ予想の根拠は?

 過去の平均的な成長と、現在進行中のプロジェクトの確実性の予想の組み合わせ。

Ufの販管費が高い? もっと費用先行する?

 販管費の比率は買収前から一定で推移している。欧米では契約ベースなので固定費として販管費が増えてくるとは思っていない。逆に製造部門では人員確保して匠の技術を習得してもらうまでに費用先行することはあろうかと。

採用が難しいのではないか?

 第一化成については比較的都心に近い工場なこともあり、必要な人材はほぼほぼ確保できている。HDについては体制をさらに充実させる必要があり、まだ足りていない。Ufではほぼ順調、ヨーロッパ展開もほぼ順調。マネジメント層の充実は課題。

四季報にロンドンや渋谷のショールームとあるが?

 渋谷については情報の間違いでショールームではない。都心で対応できるようにするためのサテライトオフィス。ロンドンのはUfの初めてのショールーム。建築とか家具とかの素材。

テスラ大丈夫なん?

 個別顧客名・モデル名の特定はご遠慮いただいているが、何らかの影響はあっても、UfHDとして売上げ構成比からしてテスラに非常に偏っているというわけではないので、そんなに大きなものとは思っていない。

新社長の抱負は?

 日本企業はいい物を作る技術を持っているのに、客のニーズに合わせた製品に展開して、価値に見合った価格で売る力に欠けていると思ってきた。第一化成にも当てはまるのではないか。Ufとの統合は戦略的に意味がある。統合効果を引き出していく。

2018年3月成績-0.5%(年初来-20.1%)

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2018年3月成績と総評

総資産前月比年初来
90,609,724円-0.5%-20.1%

 ハゲポートフォリオどもが夢の跡……。

3月ハイライト

4235 UfHD株主総会

 いったん2000寸前ぐらいまで上げたけど、いってこいでまた1700手前。まあ今の値動きにほとんど意味はないと思うが。社長交代で厳密にはハゲ銘柄から脱落。

 ちょうど昨日行われたなまはげ株主総会に行ってきた。亀吉(@ichonan)師匠とやまぐち(@ky1ky1)氏とでプチオフ。内容は後で。

6200 インソース怒濤の切り返し

 増資発表直後の予想通り3200あたりで見事に底になって、予想を遥かに上回る速度で回復。史上最高値さえつけた。それには半年以上はかかると思ったが。

 ああしかし、完璧すぎるほど予想を当てたのに血のバレンタインのせいでポジション量自体が大分減ってしまっており、他でのマイナスを補う程度に終わる。ううん無念。もうこのままずっと恩株保有モードなのか。それでも長期的にはおいしいと思うが。

AMZN アマゾンドットコム

 ハゲポートフォリオで唯一無傷だったAmazon様にも、月末にフェイスブックスキャンダルの巻き添えやトランプ砲(ツイート)とかで、何年かぶりに下げらしい下げがきた。

 前々から唯一の問題と思っていた独禁法&政治リスクがついに顕在化してきたか? でもまだ長期投資の立場を変えるほどではない。

優待クロス

 こんな時だからこそ(?)優待クロスぐらいはそこそこ真面目にやった。とはいえ撤退戦モードなのは変わらないけど。

主要ポジション(ウェイト順)

  1. 4235 ウルトラファブリックスホールディングス
  2. AMZN アマゾンドットコム
  3. 6200 インソース
  4. XXXX 【極秘銘柄】

2 / 1/2 = 4

 で「メンタルには無かったこととしてゼロベースで評価しなければならない。」と言ったばかりでアレなのだが、

 血のバレンタインを上乗せして食らうんじゃなくて、回避したところで拾って追加できてれば、今頃UfHDだけでン億円だったのに……。となっている未来がそれなりに高い確度でありそうで、今から非常に悔しい。

 それ自体は単なるタラレバなので別にどうでもいいのだが、これでひとつ気づいたというか、はっきりとは認識していなかったことを、改めて意識した。

 たとえば、2倍になるか半分になるかの確率が50/50の丁半博打があったとして、通過した後の資産は、もちろん通過前の2倍か半分なのだが、当たった場合と外れた場合の資産を比べると、2倍ではなく4倍の開きなのだ。

 数字上は自明の話であり、当たり前じゃねえかと思う人もいるだろうが、体感のリスクは純粋な数字上より大きくなりうるという話として意識しておいた方がよいかも。

血のバレンタインから一ヶ月

 血のバレンタインから約一ヶ月経って、今の資産が当たり前に思えるようになってきた。

 ここでの「当たり前」というのは「失敗していない」という意味ではない。「損した金」とか「あったはずの金」とか感じなくなったという意味。ちょうどこの時の逆の感覚。

 一方で投資意欲・学習意欲は全然落ちていないので、ぱりてきさすbotで言うところの便所マット基準は満たしているようだ。


 現在人生トータルで考えて一番まずいことは、損失自体よりも、それによって投資を止めてしまうことなので、これは幸いだ。

 2121 ミクシィの大勝の後で、次の下げ相場で利益をふいにすることで、メンタル的に再起不能になることを危惧していた。

 まだ本格的な下げ相場が来ていないのに大きな損失を出してしまったのは不覚だが、心が折れて投資を止めてしまうという、この最悪ケースは、おそらく免れた。

 次にまずいのは、短期で「取り返そう」と焦って調子を崩し、たとえばここから本格的な下げ相場が来たりしたとき対応を誤ることだ。これもおそらくクリアできる。

 まだこの時から見ても1500万円ぐらい上の位置にいるのだ。(ちなみにほぼ6200 インソースによる利益に相当。)この先の投資人生も最低でも20年以上ある。焦ることはない。

 3番目ぐらいにまずいのは、4235 UfHDに関する長期見通しが当たっている場合、この損失の記憶のせいでそれを享受し損ねる、もしくは十分に享受できないことだ。理性的な反省は十分にする一方、メンタルには無かったこととしてゼロベースで評価しなければならない。

 去年のUfHDの含み益が「含み益は幻」の格言(?)通り幻に帰しただけだ。株口座のお金をお金と考えない投資家的二重思考の適用を厳格にすべきだ。

2018年2月成績-23.6%(年初来-19.7%)

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2018年2月成績と総評

総資産前月比年初来
91,031,011円-23.6%-19.7%

 人はなぜ嵐の前とわかっていても嵐の直撃を避けられないのだろう……。我々取材班はその謎が解けないのでAMZNに逃避した。

2月ハイライト

4235 UfHD

 血のバレンタインについてはすでに書いたので省略。市場全体の急落も加わって単月で総資産の1/4近くを失うという歴史的大敗。倍返しでリベンジできる機会は必ず来ると思うが、年単位の期間はかかるだろうな。

 客観的に見れば1年前の状態に戻っただけだとは言え、市場全体が絶好調だった2017年の成果をほぼ丸々巻き戻してしまったのは痛いなあ。それまでに市場全体の逆回転が来ないとも限らないのに。

 「高い授業料だった」という言い方は嫌いだが、これだけ確信持って主観的に全力で賭けたものが180度裏目に出てもこれで済むなら、この先どんなことがあっても退場せずにやっていけるだろうな、という自信はついた。

6200 インソース

 増資&売出しによる急落から、底を打ってやや持ち直したか。増資発表直後に「3200ぐらいが底」と言っていたのは結果的に当たったようだ。

AMZN アマゾンドットコム

 ハゲポートフォリオでただひとつ無傷で残るは、世界一のベゾス率いるアマゾン様。ついに1500ドル到達して最初の玉がテンバガー達成

優待クロス実施

主要ポジション(ウェイト順)

  1. 4235 ウルトラファブリックスホールディングス
  2. AMZN アマゾンドットコム
  3. 6200 インソース
  4. XXXX 【極秘銘柄】

人生初のテンバガーはアマゾン

 AMZN アマゾンドットコムが1500ドルを越えた。最初の玉は2010年に150ドルで買っているので、この玉に関しては人生初のテンバガーゲットと言っていいと思う。

 いつだったか気の迷いで短期間手放してすぐ買い直したり、2017年1月PG プロクター・アンド・ギャンブルを売って買い足したり(このとき買った玉もすでに2倍近い)しているので完全ではないが。

 6200 インソースは増資と売出しで下がり、4235 UfHDも血のバレンタインで撃沈した今、ハゲポートフォリオで無傷なのはアマゾンだけとなったが、どこまでいくだろうか。

血のバレンタイン

 この3日間の事態は血のバレンタインとして記憶に残るだろう。

 ポートフォリオウェイト圧倒的1位だった4235 UfHDの2連ストップ安により、間違いなく投資家人生空前(絶後だといいが)のやられ方。2日で2千万近く、市場全体も絶好調だった1月末からの比較でいうと3千万近く減っている。

 第一種兼業投資家とか言ってた時点が見事なドヤ天井でしたわ。第一種兼業投資家はもちろん、総資産一億も陥落。普通の社畜の子に戻りま〜す!

 救いは、まだこれでもUfHDに関しては去年1月以降それ自身であげた利益をほぼそのまま綺麗に返しただけで済んでいるということ。今の約1700円という価格は、去年6月の五味氏情報あたりから始めた人はほぼ全員純損失になっている計算だ。

 問題は、時間を戻して何度繰り返しても回避できた気がしないということ。ポジションを落とすことはできたかもしれないが。後知恵で言えば結構多く入れていた短期分は完全に余計だった。

 自分自身がIFRSについて詳しいわけではないのに、のれんの償却が不要になると鵜呑みにしていた。十分疑い深くなかった。

 「やっぱり償却ありってことはないよね?」という疑念が生じたことはあったのだが、自分よりも圧倒的に会計に詳しそうな人でも、それを指摘している人は誰もいなかったので大丈夫と思ってしまった。

 そもそもそのためのIFRS適用であろうに、いくらなんでもそれはないだろうと。しかし、疑念が生じる時点で納得いくまで追及するか、それに応じてポジションを落とすかすべきだっただろう。

 ウルトラ保守的な予想も読めなかったが、これもどこまでいっても所詮自分がコントロールできることではないと肝に銘じていれば、もうちょっと慎重になれたかも知れない。

 UfHDが個人投資家ポートフォリオランキングの3位になっていて結構個人の短期資金が集まっているのも知っていたし、ここ1ヶ月の日経急落と円高でハードルが上がっているのも知っていた。やはりそれらに応じて短期分ポジションの量はもっと落とすべきだった。

 でも、期待通りのれん償却なしで、見通しもウルトラ保守的でなかったら、さらに短期資金も集まって、本業の良さについての情報も広まって、もう「このときはアホらしいほど安かったな」と思えるような機会はなかったと思うのも確か。

 やっぱり、振り返っても「短期分を全く乗せない」というのが、ありえたベストで、2日で1千万、1月末比1500万ぐらい食らうのは避けられなかった気がする。

 結論としては、短期ポジで食らった分に関しては、自分のおごりと怠慢によるミスと受け止めて反省し、潔く損切りする。これを短期で取り戻そうとはしない。ここでさらに傷を広げた場合、市場全体の先行きによっては再起が危うくなる。

 今でもまだ取得単価が現在価格をかなり下回っている長期ポジは、維持する。元々の見通し通りにビジネスの実体が成長するとすれば(今のところしている)このポジションだけでも十分な利益になるはずだ。

4235 UfHD 平成29年12月期 決算短信

 ビジネス自体は順調そのもので、18円から24円への増配が本当の見通しを示していると思うのだが、表面上の見た目がすこぶる悪い。

 今期の見た目の数字が悪いというのは元からで、織り込み済みだったと思うが、予想外なのはIFRSの扱い。

 IFRSだと米国Uf買収によるのれん償却が発生しないので、IFRSになる今回の決算のタイミングで、実体に見た目が追いついて良くなってくるだろう、と思って短期分も追加していたのだが、

Uf社の資産・負債を公正価値にて連結財務諸表に取り込む(PPA:Purchase Price Allocation)に際して顧客関連資産(Customer Relationship)など償却対象となる資産が計上され償却費が増加したこと、

 ということによりその思惑は外れた。

 償却によってわざと利益を出さないようにする、というと、反射的に、法人税を発生させないためにわざとそうしているのかと思ったが、どうも違うらしい。

 税金が関係ないとなるとどういう意図か、わざとなのか仕方なくなのかもわからないな。この機会にIFRSをもうちょっと勉強しておくべきだろうか。


 来期の予想も、売上は四季報と同レベルだが、利益はファンダからはあり得ないレベルで低い。償却やっぱりありの分を考慮しても。なんでこんな増配とも矛盾するようなウルトラ保守的予想をしなければならないのか。……と思ったがこんな指摘が。



 まさかの東芝のせい!? 監査法人まで考えが及んでなかったが、ありそうな話。

 個人的にはどうするかだが、IFRSによる見た目変化に賭けていた短期分は、素直に負けを認めて切るしかないか。

 そういう自分自身の分も含めて、ファンダ見てない短期資金は剥落するだろうから、いったんは下がるだろう。昨日のPTSではストップ安水準。日単位マイナスの過去最高記録更新するかも。

 ビジネスは順調なので長期分のポジはそのまま。取得費用1000台前半なので、いくらなんでもそこまでは下がるまい。

アラフォー日本人男性兼業個人投資家。日々勉強中です。
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