トマスの疑い深い資産運用

アラフォー日本人男性兼業投資家。日々勉強中です。

言葉

ストライサンド効果


 おけら@臆トレManager4545(@okera1127)氏の一時凍結騒ぎで思い出した言葉。

 自分に都合の悪い情報を消そうとして、かえって広めてしまうことを指す。概念そのものはわかりやすくても、ストライサンド効果という名前が思い出せなくて毎回困るので、一度ここに載せておく。そうすれば忘れないだろう。

衝突断面積を広げる

 この記事でオレオレ用語の「衝突断面積」というのを説明なしで使ってしまっているのに気づいたので、順序が前後するが補足する。

 元々は物理学用語で、一般でも通じる用語で「アンテナを張る」と言う場合の「アンテナの広さ」という意味で使っている。本当の意味が気になる人は自分で調べてほしい。

 「アンテナを張る」と言うと、どうしても受信するという受動的なニュアンスが出てしまう上に、最終的にひとつの結果が重要だということや、確率の問題だという部分が、上手く表現できない。

 「衝突断面積(を広げる)」と言う場合、確率の連続的な大小の問題であり、ひとつの良い情報に巡り会うために自分自身も動いているというニュアンスが自然に出るのが気に入っている。

私のエクセルは私より賢い

 何の本で読んだが忘れたが、アインシュタインは"My pencil and I are smarter than I am"(私の鉛筆と私は私より賢い)と言ったそうな。信頼できるソースは見つからないので、とりあえず俗説だと思っておいた方がよさそうだが。

 私はエクセルに楽天RSSと自作プログラムを組み合わせて、各種データ表示・バリュー計算・集計などを行うツールを作っているが、最近少しそれを更新するのを怠っていた。

 久しぶりにこのエクセルを開いたとき、すぐわかった。このツールをつねに開くようにしていたら、最近した失敗のひとつは簡単に避けられたはずだ、ということが。その失敗自体は、ここで書くほどたいしたことではないにしてもだ。

 最近気合いを入れ直したつもりだったが、やはりまだまだ怠惰だった。反省した。このツールは私の数少ない優位性だと思うので、ちゃんとメンテするようにしよう。

「それはあなた、時間をかけないからですよ」

 昔読んでなんとなく印象に残っていた部分を確認したくなって借りてきた。ついでにメモ。元々は教育や人間関係の話で、投資の話題ではないが、投資や金銭関係にも広く通じる話だと思う。

問題解決と時間

 三十七歳ではじめて、私は修理することを学んだ。(中略)遺伝子のどこかに欠陥があり、機械を扱うのに必要な何か神秘的な特性が生来欠けている、と信じこんでいたのである。(中略)ある春の日曜日、散歩の途中で、隣人が芝刈り機を修理しているのに出くわした。挨拶の後、「やあ、大したもんですねえ。私にはそんなことできたためしがないんですよ」と話すと、隣人は即座に「それはあなた、時間をかけないからですよ」と答えた。私は再び散歩を続けたが、彼のいい方が、導師のように単純かつ自然で確固としていたのが気になった。それで次にちょっとした修理をする機会が訪れたとき、このことを思い出し、時間をかけてやってみることにした。(中略)じっくり調べると、指で掛金を上にあげたらブレーキが簡単にはずれることがわかった。そこで、そうしてみた。たったひとつの動作、指でちょっと押しあげるだけで問題は解決した。私は機械工の親方だった!
 実際には、それから大抵の機械の修理ができるようになったわけではない。(中略)それ以後も最寄りの修理店に駆け込むことにしている。しかし、これは自分の選択であって、生来的な能力のないためではないことを、私は知っている。また誰であれ、知能に欠陥がない限り、時間をかける気さえあればどんな問題でも解決できる、と私は信じている。
 この点が重要である。というのは、私が機械の修理に時間をかけなかったように、多くの人々も、人生の知的、社会的、あるいは精神的な問題を解決することに、時間をかけていないからである。(中略)問題は時間なのである。

ヨギ・ベラって誰やねん?

 投資本でも他の分野の本でも、しばしば引用される人だが、一体誰なのだろうと思って調べたら野球選手なのね。

 日本で言うなら誰に当たるのだろう? 長嶋茂雄のような独特の言語感覚を持つ人なのかな。

 投資本については「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉が野村克也(ヨギ・ベラも捕手らしいし)のものとして引用されるようなものだと思っておけばいいのかな?

家康公遺訓

 人の一生は重荷を負て遠き道をゆくがごとし、いそぐべからず。不自由を常とおもへば不足なし、こころに望おこらば困窮したる時を思ひ出すべし。堪忍は無事長久の基、いかりは敵とおもへ。勝事ばかり知りて、まくる事をしらざれば、害其身にいたる。おのれを責て人をせむるな。及ばざるは過たるよりまされり。

 投資のためにあるとしか思えないような言葉です。よく出来すぎた有名人の言葉の常として、実際の徳川家康のものではないようですが、気にしません。

 人の一生は重荷を負て遠き道をゆくがごとし、いそぐべからず。→Grow Rich Slowly。ソッコーで金持ちになろうとしてはだめ。

 不自由を常とおもへば不足なし、こころに望おこらば困窮したる時を思ひ出すべし。→倹約・節約も投資と同等以上に重要。

 堪忍は無事長久の基、いかりは敵とおもへ。→株の儲けは我慢料。行動経済学的ミスを犯さないよう感情制御が大事。

 勝事ばかり知りて、まくる事をしらざれば、害其身にいたる。→上げ相場にビギナーズラックで当たってしまって気が大きくなり、最後は破産する、という人はよくいます。

 おのれを責て人をせむるな。→自己責任。自分の失敗を直視し、反省できる人が生き残る。

 及ばざるは過たるよりまされり。→賭けすぎは損。資金管理。ケリー基準。

破滅願望は「ここでなければどこでもいい」状態

 「破滅願望」という言葉が好きではありません。破滅を望むというのはあからさまな撞着語法です。自殺ですら、生きている方がより破滅的だと思う(少なくともその時の本人にとっては)からするわけです。

 破滅願望が存在しないと言っているわけではありません。反面教師を見ても、一般に「破滅願望」と呼ばれる状態は、確かに存在するように思われます。

 一般に破滅願望と呼ばれるものは、正確には「ここでなければどこでもいい」状態、あるいは「現状に一刻も我慢できない」状態であると、私は考えています。

 「どこでもいい」という気持ちで飛び込んだ先が現状よりマシである可能性はかなり低いので、結果的に、傍から見れば破滅を望んでいるようにしか見えない、ということになるのでしょう。

 短くて一般に通用する言葉が存在しないので、これからも「破滅願望」という言葉を使用しないわけにはいかなさそうですが、私はこのような理解をしています。

 投資で破滅願望の状態に陥ることは、高い確率で大失敗の要因となっているように見えます。これが正しければ、逆に「我慢強い」人や「現状に満足している」人は投資で成功する可能性が高いと言えるのではないでしょうか。

反面教師は最高の教師

毛沢東語録 (平凡社ライブラリー)

 「反面教師」という言葉があります。なんでも毛沢東が1957年に初めて使ったのだとか。そんなに新しいとは意外ですが、どうやら本当のようです。

 こちらは本当かどうか知りませんが、エジソンは「自分は電球を作れない方法を世界一たくさん知っている人間だ」というようなことを言ったそうです。あまりにもよくできすぎているので嘘だと思いますが、含蓄に富んだ言葉です。

 科学哲学に反証可能性という概念があります。ここで詳しく説明はしませんが、何かが100%正しいと確認することは不可能だけれども、間違っていることは反例をひとつ見つければわかるので、科学は系統だてて間違いを探すべきだということです。

 何の話かと言いますと、どうすれば投資で確実に利益を得られるかは誰にもわかりません。(わかったら世界一の大富豪になれます。)しかし、どうすれば確実に破産できるかについては、結構わかることが多いです。

 私は投資の勉強を始めた頃、基本書を読むのと平行して、ネットで見つかる限りの失敗談を収集して、何度も熟読しました。その際に特に有用だったサイトを列挙します。

 重複する内容もありますが、たくさん読んでいると、FXはだめ・一点集中はだめ・一発逆転はだめ・祈ってはだめ・借金はだめ・嘘はだめ等々、徐々に共通点が見えてくると思います。

 少し勉強していると(していなくても)当たり前だと思うようなことばかりかもしれません。しかしそれだけに、特に初心者のうちは、こうした失敗例の確認が最も有効な勉強法のひとつだと思います。私自身の失敗談も追い追いこのブログで紹介していく予定です。

アラフォー日本人男性兼業個人投資家。日々勉強中です。
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