トマスの疑い深い資産運用

30代半ばの日本人男性兼業投資家。日々勉強中です。

書評

さっかく『株価を見ない株式投資 上: 〜中長期投資への手引き〜』★★★

 さっかく(@sakkaku2013)さんの電子書籍。キンリミ入り直したのは主にこのため。

 一言でいえば「初心者向けファンダ本」にあたる内容だと思うが、いわゆる「初心者向け」本の多くとはちょっと印象が違う。これからいろいろ本読んで勉強したいという人向けというか、「初学者向け」とでも言おうか。

 ボリュームは上中下の上巻だけとはいえ、ちょっと少ない気がするし、図でWordの改行マーク見えてたりとかツッコミ待ちかいというようなところもあるが……。(今Googleで「Wordの改行マーク」と入力したら即「を消す」がサジェストされて草w)

 将来の中下巻も同クオリティで、合わせて3冊分の内容プラスアルファでブラッシュアップされて書籍化(?)されたとしたら、普通に買おうかなと思える。

『プロ・トレーダー マーケットで勝ち続ける16人の思考と技術』★

 ティム・ブールキン著、ニコラス・マンゴー著、ジョン・ボリンジャー監修。『マーケットの魔術師』的なインタビュー集。

 プロのトレーダーの話、テクニカルの話ばっかりで、私とは条件も分野も違いすぎて全然参考にならんかった。ちゃんと読んでないので、条件の違う人にとっては良書である可能性は否定できない。

 このジョン・ボリンジャーって人、ボリンジャーバンドって指標考えた人なのかな。テクニカル興味ないから知らんけど。

J・D・ヴァンス『ヒルビリー・エレジー〜アメリカの繁栄から取り残された白人たち〜』★★★★★


 DON(@D0N12345)さんのツイートで知った。確かに非常に面白くて、夢中で読破してしまった。投資の役に立つかは微妙だが、アメリカ理解のために是非オススメ。

『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』★★★

 玄田有史編集。普段見ないタイプの本で面白かった。一番印象に残ったのは、やはり就職氷河期の影響が大きいということ。

 そして、(少なくとも自分の条件では)マクロ経済を正しく理解・予測して投資成績に生かすなんてことは無理だ、ということ。

『稼ぐ投資家の株ツール活用ガイド』★

 これはひどい。RING氏やろんぐて〜る氏の内容は申し訳程度で、一般的なことしか言ってないし、ツールに関しても実質全てSBIの宣伝。他社のものに関しては申し訳にもならない程度しかない。

 だいたいRING氏の主要ツールはカブドットコムで、ここで紹介されてるSBIのツールは使ってすらいないはず。なんなんだこれは。

v-com2『運、タイミング、テクニックに頼らない! 最強のファンダメンタル株式投資法』★★★★★

 のv-com2さん2冊目の本。ファンダ系の初級者→中級者向けぐらいの位置づけか。素晴らしいと思う。

 特に後半の

  • 5章:資本政策
  • 6章:のれん・減価償却
  • 7章:キャッシュフロー
  • 最終章:投資哲学・メンタル

 あたり(目次の表現そのままではない)は、初心者が直感的にわかりづらいところを的確についていく感じというか、かゆいところに手が届く感じというか。とにかくいい。

 特に6章のエスクリの例はみきまるさんがやられたので有名な(?)話。エスクリは見ていなかったので、予兆たりうる変更があったとは知らなかった。

 また簿記知識の有用性についての記述を見て、以前買って自炊したきり読んでいない簿記のテキストを引っ張り出してきた。もう一度挑戦してみよう。

モニッシュ・パブライ『ダンドー ──低リスク・高リターンのインド式テクニック』★★★★

 みきまるさんのところで知った。タイトルと装丁のせいでなんかうさんくさい印象だが、中身はまともなバリュー投資本。良書と思われる。

 唯一惜しいと思ったのは、グーグルよりマイクロソフトを選ぶと言っちゃってるところか。2006年の本だから、そこから現在までGOOGは約5倍、MSFTは2倍ちょっとぐらいか。

 普遍的な内容の本では、いくら自信があっても中長期的な未来予測は書かない方がよさそうだ。なかなか当てられるものではない。

『2020年 世界経済の勝者と敗者』★

 ポール・クルーグマン著、浜田宏一著。内容が特にひどいとは思わんけど、今更感あり。

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