トマスの疑い深い資産運用

アラフォー日本人男性兼業投資家。日々勉強中です。

政治

公益資本主義ヤバすぎ

 名前だけは目にしていたような気がするものの、たぱぞう氏の記事で初めて意識に止めた。

 一目でヤバい。経済学なんも知らない人間が道徳的直感に基づいて決めた感ありあり。

 いやもう、単に少子高齢化だけで衰退国まっしぐらなのに、こんなん採用されたら、後進国まっしぐらですわ。

 投資家としてのポジトだけでなくて、これを推進する勢力には全力で反対する。と言っても、選挙の時にちょっと注意するぐらいしかできることはないけど。

不便によるセキュリティ

 投票が電子化されない理由としてよく言われることなのだが、不便≒高コストは、それ自体が一種のセキュリティとして働く側面がある。

 国政選挙の投票がネットできるようになったとして、通信が傍受されて改竄されていないことを、サーバーがクラックされて結果の数字が変更されていないかを、どうやって確認できるだろう。

 確認できたとして、負けた候補とその支持者をどうやって納得させられるだろう。容易ではないことは明らかだ。

 選挙の度に大勢の人が動き、何億・何百億という費用がかかるのは無駄に思えるが、クラックするのにそれ以上の費用をかけなければならない物理的システムなのだと考えれば、少なくとも馬鹿げていると一蹴できないことはわかるだろう。

 もちろんコインチェック特大GOX事件に関連して思い出したことだ。秘密鍵の漏洩自体は別の問題としても、数百億円が一瞬で電子的に送信できる便利さは、それが一瞬で盗まれる危険と表裏一体である。

『貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える』★★★★★

 アビジット・V・バナジー著、エステル・デュフロ著。過去書評。どちらかというと啓蒙書で投資の役には立たないかもしれないが、非常に面白い。

 上手くいかない政策を見抜いたり、自分や子供が貧困の罠に陥らないようにするためとか(?)具体的に役立つケースもあるかもしれないし。

ポール・クルーグマン『さっさと不況を終わらせろ』★★★

 過去書評。内容的には今更というか当たり前感もあるけど、いい。そもそも現実の政治では安倍首相以外みんな財政緊縮派と言っても過言ではない状況なので、今更どころではない。

竹中正治『ラーメン屋vs.マクドナルド―エコノミストが読み解く日米の深層』★★★

 過去書評。経済学者が専門外のことに色々口を出す本、というと普通トンデモ本一直線のことが多いのだが、十分まともで面白い。竹中正治先生はやっぱりすごいわ。

ポール・クルーグマン『良い経済学 悪い経済学』★★★★

 過去書評。「国際競争力」という概念は、比較優位を理解しておらず、よそ者嫌いの本能に訴える政治的ツールとして利用されるが、あまり意味がない、という話が主眼。

 啓蒙書で直接投資の役に立たないかもしれないが、とてもいい。20年前ぐらいの本だが、古いことによる問題も特にはなかったと思う。

ジム・ロジャーズ『冒険投資家 ジム・ロジャーズ世界大発見』★★★★

 過去書評。ポジトに節操がなさすぎる上、ところどころで人でなしが透けて見えるので、個人的にあまり好きでないジム・ロジャーズ。本も何冊か読んだがどれも今ひとつ。

 だが、これだけは結構面白かった。ポジショントークや乱暴な極論であることは同じなので全部真に受けてはダメなのだが、それはそれと割り引いて読んでも十分ためになるし面白い。

J・D・ヴァンス『ヒルビリー・エレジー〜アメリカの繁栄から取り残された白人たち〜』★★★★★


 DON(@D0N12345)さんのツイートで知った。確かに非常に面白くて、夢中で読破してしまった。投資の役に立つかは微妙だが、アメリカ理解のために是非オススメ。

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