トマスの疑い深い資産運用

アラフォー日本人男性兼業投資家。日々勉強中です。

個人

スマイル君『SmileMoheji's diary』その2

 で一度取り上げていますが、

 の方の続報です。

詐欺や釣りではないと思う

 最初は釣りかもと思い、民泊を始めた頃は商材を売る詐欺目的のネタなのではないかという疑いもあるにはありました。

 しかし、さすがに一年経った今ではそれは否定してよいと思います。詐欺師はそんなに暇ではないでしょう。反応を楽しんでいるのは確かでしょうし、誇張はあるのかもしれませんが、内容全体が釣りとは思えません。

「人は市場から得たいものを得る」

 プロフィールに「幸せな中産階級で育ってきた人生」としか書くことがない自分自身の人生に満足してなかったように見受けられます。

 明らかに、市場に対して「自分は他の人間とは違う」というアイデンティティであったり、スリルであったり、お金以外のものを求めています。

 最初からルール1に違反していますが、年初の失敗によってさらに別の要素が追加されてしまったようです。

 奥様に損失を正直に話してやり直すより、破産して破局する方が楽なのです。正直に申告するには「自分が馬鹿だった」と認めるしかないですが、相場で破産すれば「相場が逆行けば万々歳だったんだ! 俺じゃなくて相場が悪いんだ!」と言えますから。

 このような状態では、儲かればもちろんそれに越したことはないですが、単に儲からずに苦労し続けるより、無意識に破産を望んでしまうのではないでしょうか。

 『やりとげる力』で読んだばかりの、

 ヒトラーにとっては、真っ白なキャンバスに向かうよりも、第二次世界大戦を始める方が簡単だったのだ。

 という表現を連想してしまいます。

ギャンブル依存症

 で書きましたが、ギャンブル依存症はいくら警戒してもしすぎることはありません。現在の文明レベルでは治療不可能だからです。

 のあたりを見ると、すでにギャンブル依存症を発症されているようにも見えます。

 最近も芸能人の覚醒剤事件報道がありましたが、

  • 「自分は自制心があるから薬物をやってもすぐにやめられる」

 というのは典型的にダメな精神論であり、誤った心身二元論の産物です。「意志」などというのは実際には脳という臓器の機能に過ぎず、薬物はまさにその脳を破壊するのです。

  • 「自分はバランス感覚が優れているから足を切り取っても立っていられる」

 と考えるのと同じぐらい馬鹿げています。

 啓蒙ビデオみたいな陳腐な台詞になってしまいますが、一度でもやったら即破滅のつもりで臨むべきです。

 年初の時点で破産はしていなくても、あの段階でもう脳を焼いてしまっていて詰みだったのかもしれません。

スマイル君『SmileMoheji's diary』

 ここ数日閃光のように現れて投資TLの話題をかっさらっている(?)スマイル君さん(通称新婚さん)。

 釣りとかアフィ狙いを疑うレベルの極端さでしたが、今日ポジ刈られたところで見事に反転するあたり、意図してもできないと思われ、マジだと信じる方に傾いています。

 今日のエントリを見るに、どうもいぐるさんに似たタイプではないかという印象を受けます。

 さらに新婚なのにこのポジの取り方、奥様にも話していない、プロフィール欄の記述、随所から破滅願望(ここでなければどこでもいい状態)が疑われます。

 これからどうなるかも心配ですが、現時点ですでに個人投資家業界で殿堂入り級の反面教師エピソードですね。マルサのブログファンなんですが、久々に更新されませんかねえ。

いぐる『買いは家まで 売りは命まで』

マーケットの魔術師 - 米トップトレーダーが語る成功の秘訣

 のいぐる(@iguru402)さん。

 『マーケットの魔術師』で有名なエド・スィコータの「勝っても負けても、皆自分の欲しいものを相場から手に入れる。」という格言があります。

 なかなか腑に落ちない言葉でしたが、これまでで一番当てはまると思ったのが、このいぐるさんのケースです。この方の投資の最大(唯一ではないにしても)の問題が、まさにこの格言で言い表されると思うのです。

 この方はブログでもツイッターでもニコ生でも、俗に言う株芸人としての活動が盛んで、損しているのに全然苦しそうにも悔しそうにも見えないのですね。もちろん表に見えている範囲でですが。

 市場から「注目され愛される自分」という得たいものを得てしまっているわけです。言うならばギャンブル依存症よりも買い物依存症に近い状態に見えます。

 ルール1という概念をたびたび強調していますが、損しないことだけを考えてやっていたとしても、そうそう勝てない世界です。無意識にでも他のことを主目的にしていては、勝てるはずもないと思うのです。

マイクタイソンと殴りあって勝つには

 何の因果か、あなたは全盛期のマイクタイソンと殴りあって勝たなければいけない羽目になったとしよう。以下のどちらを選ぶべきか。

  • リング上で15ラウンドのボクシングの試合を挑む
  • 期限も場所も定めずルール無用の勝負を挑む

 これだけの想像でも、普通の個人が市場平均を上回る投資成績をあげようと思ったら、FXや指数先物の短期投資より、個別株の長期投資を選ぶべきである理由が、何となくわかるのではないだろうか。

 要点は、時間やルールの制約が増えると、元から実力の劣る側は、ますます不利になるということだ。

 テニスのマッチ・セット・ゲームの仕組みなどが典型的だが、スポーツのルールは、真の実力のわずかな差を増幅するようにできている。

 短期の繰り返しを積み重ねるやり方は、実力の劣る側に不利だ。コツコツコツコツでずっと勝てるならば、それに越したことはないが、それができるならすでにプロだ。

 投資における一般個人のように、実力のはっきり劣る側は、いわゆるコツコツドカンのドカンを勝ちの方にして勝ち逃げするしか、基本戦略はありえないと思う。

 その意味でハイレバで短期のFXはあらゆる側面から最悪の投資だと思う。なぜ個人でやりたがる人が一定数出るのか、まったくわからない。

 テニスで言えば、自分側だけコートの中央何割かしか地面がなく、両側が断崖絶壁の状態で、ウィンブルドン優勝者に試合を申し込むのと変わらないはずだ。プロ同士でもそんな条件で勝てるわけがないのに。

亀吉『亀吉の投資メモ』

 勝手に師匠と呼ばせてもらっている亀吉師匠のブログ。自分のを除いて、人生で2番目に長時間読んでいる個人のブログだと思われる。(1位は投資と無関係なのでここでは非公開。)

 考察系エントリで随一であるし、たまに出るちょっとダークなジョークセンスもたまらなく好き。年代が近い(私より少し上か?)プログラミングができる等共通点も多い。

 亀吉師匠やmagic氏のように、ごく普通に仕事をしていて、しれっと本業以上の投資収益があったりするのが、私の投資家としての理想像である。

 自分と違っていてうらやましいと思うのは、資産家の親族がおられるということ。

 これはもちろん遺産がうらやましいという意味ではない。(それを言い出したらゲイツの息子じゃない限りきりがない。)暗黙的・ノンバーバルな教育がいろいろあるだろうということ。

『日経ヴェリタス』2015年3月15日号

日経ヴェリタス 2015年3月15日号

 TwitterのTLで個人投資家特集が話題になっていたので、久しぶりに購入。記事部分に、

  • 片山晃(五月)
  • すぽさん
  • たーちゃん
  • かぶ1000
  • ほいみん
  • サマンコー
  • cis

 さらにアンケート回答者として(上にも含まれる人は除いた)、

  • あらまー
  • 今亀庵
  • 株水兵
  • かんち
  • コムストック
  • JACK
  • GCN
  • テスタ
  • ぱりてきさす
  • むらやん

 とそうそうたる顔ぶれ。(いずれも敬称略)

 しかし、一面の「加熱相場懸念も」のところって、どう見てもあの方ですよね。記事部分で唯一HN出てないのは意図的だと思われるのであえて言いませんけど。

エナフン『エナフンさんの梨の木』

世界一やさしい株の本

 かなりの有名ブロガーで投資実績もあり、実名で著書もあるエナフンさんのブログが終了されるそうです。残念です。

スカイマークに関して多読に助けられていた可能性あり

 個人的に衝撃的なニュースが飛び込んできました。

 30歳にして実質アーリーリタイアされていた不動産投資家であるkyorosukeke氏が、スカイマークで食らって再就職されたそうです。このような事態に最も縁遠いイメージでしたので、すごく意外です。

 あまりの衝撃でスカイマークの件自体についても再考を余儀なくされました。これほどの方でも食らうのであれば、私が食らわなかったのはそれほど当然のことではなかったのではないかと。

 以前この記事で、

某氏の推奨を見て一度だけ検討したことはあるが、この業績では買う気にはなれなかった。

 と書きました。これはもちろん嘘ではありません。文字通りの事実です。

 しかし、改めて思い出してみると、私は

  • 倒産する可能性とその場合の損害
  • 倒産を回避する可能性とその場合の利益

 をそれぞれ考え、リスクベネフィット比をきちんと考慮した上で「投資に値しない」という判断をしたわけではありませんでした。

 どれだったかまでは思い出せませんが、バフェット関連本で読んだ(はずの)話を思い出して、真剣に検討する以前に、買うという選択肢を候補から外していたように思います。

 うろ覚えですが、

 空港や空は独占できないため価格競争にならざるを得ず、エアライン株への投資は歴史的に報われていない。同じ運輸業界のようでも、線路があるだけで本質的に独占になる鉄道会社とは好対照である。

 というような話です。

 そもそもdsan2000氏が推奨したほどの案件だったわけですから、自分もリスク・ベネフィットをまともに考慮し始めていたら、買うという選択に到っていた可能性があったのかもしれません。

 今からでは知りようのないことですし、この考察が今後に生かせるかもわかりませんが。

アラフォー日本人男性兼業個人投資家。日々勉強中です。
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