トマスの疑い深い資産運用

30代半ばの日本人男性兼業投資家。日々勉強中です。

バフェット

【AB】ローレンス・A・カニンガム『バフェットからの手紙』★★★

 数字が結構出てくるのであまりオーディオブック向きではなかったかも。

 同時に、どちらかというと地味な話が多いので、何度もぼーっと流し聞きながら基本理念を定着させた方がいいという意味で、オーディオブック向きかも。

 どっちの効果が勝るか自分でもよくわからない。もちろん元の内容がいいので、どちらにしても悪くはない。

ローレンス・A・カニンガム『バフェットからの手紙 [第3版] ──世界一の投資家が見たこれから伸びる会社、滅びる会社』★★★★

 過去書評。初めて読んだときはこの版ではなかったと思う。手っ取り早く投資の役に立つ、というわけには行かないが、一度は読んでおくといいと思う。

ヴァホン・ジョンジグヨン『バフェット流投資に学ぶこと、学んではいけないこと―個人投資家にとっていちばん大事なノウハウ』★★

バフェット流投資に学ぶこと、学んではいけないこと―個人投資家にとっていちばん大事なノウハウ

 賞賛一辺倒じゃないのはいいけど、個人投資家と条件が違うことに関する部分は、常識的にわかることなのではないかという感想。

 税に関する価値観・イデオロギーに踏み込んだ記述も余計な気がするし、(私もどちらかというとその主張には賛成だが、)全体としてはいまひとつ。

バフェットの暴食と我慢のコスト

史上最強の投資家バフェットの教訓―逆風の時でもお金を増やす125の知恵

七つの大罪のうち、最も馬鹿馬鹿しいのは"嫉妬"である。嫉妬心を抱いたとき、あなたの感情はプラスではなくマイナスに動く。わたしは"暴食"とはよい関係を保ってきたが…。この先"色慾"におぼれることはないだろう


 他にもいくつかあったはずだが忘れたのでふたつだけ。こうしたエピソードは『WILLPOWER 意志力の科学』のような理解を通じて統一的に扱える気がする。

 意志力の総量に限度があるなら(間違いなくある)、何かを我慢しないことは、他の何かを我慢することとほぼ同義になる。自分にとって重要でないことで我慢しないことは、大事な部分で我慢するために賢明なことでありうる。

安間伸『ホントは教えたくない資産運用のカラクリ4 新バフェット流で資産形成』★★★

ホントは教えたくない資産運用のカラクリ4 新バフェット流で資産形成

 いままででカバーデザインとタイトルが一番おとなしくなったと思ったら、裏腹に内容はシリーズで一番いまいち。バフェットの部分は数多あるバフェット本の中で特に勝るところはない。

 タイトルからは予想できないが、Part3の内容はオプションで、その部分が意外にも一番よかった気がする。ちょうど先物・オプションの勉強しなければと思っていたところであるし。

スカイマークに関して多読に助けられていた可能性あり

 個人的に衝撃的なニュースが飛び込んできました。

 30歳にして実質アーリーリタイアされていた不動産投資家であるkyorosukeke氏が、スカイマークで食らって再就職されたそうです。このような事態に最も縁遠いイメージでしたので、すごく意外です。

 あまりの衝撃でスカイマークの件自体についても再考を余儀なくされました。これほどの方でも食らうのであれば、私が食らわなかったのはそれほど当然のことではなかったのではないかと。

 以前この記事で、

某氏の推奨を見て一度だけ検討したことはあるが、この業績では買う気にはなれなかった。

 と書きました。これはもちろん嘘ではありません。文字通りの事実です。

 しかし、改めて思い出してみると、私は

  • 倒産する可能性とその場合の損害
  • 倒産を回避する可能性とその場合の利益

 をそれぞれ考え、リスクベネフィット比をきちんと考慮した上で「投資に値しない」という判断をしたわけではありませんでした。

 どれだったかまでは思い出せませんが、バフェット関連本で読んだ(はずの)話を思い出して、真剣に検討する以前に、買うという選択肢を候補から外していたように思います。

 うろ覚えですが、

 空港や空は独占できないため価格競争にならざるを得ず、エアライン株への投資は歴史的に報われていない。同じ運輸業界のようでも、線路があるだけで本質的に独占になる鉄道会社とは好対照である。

 というような話です。

 そもそもdsan2000氏が推奨したほどの案件だったわけですから、自分もリスク・ベネフィットをまともに考慮し始めていたら、買うという選択に到っていた可能性があったのかもしれません。

 今からでは知りようのないことですし、この考察が今後に生かせるかもわかりませんが。

長期投資は手段であって目的ではない

 ミクシィ投資から得た教訓その4です。5月後半から7月にかけて2121 ミクシィの株価がガンガン上がっていたころ「俺は長期投資家だからリスクの高いミクシィなんか買わない」という趣旨の発言を何度か目にしました。

 これを単なる負け惜しみとかメシマズとかの一言で片付けるわけにはいきません。なぜなら自分もかなり最近までそう思っていたからです。(この思い込みを解除できていたのは主として『マネーの公理』のおかげです。)

 ルール1にも通じますが、1年ですごく上がる株が本当にわかるのであれば、10年で同じだけ上がる株をあえて選ぶのは、お金よりも別の何かを優先している状態です。本当にわかることは滅多にないということさえ踏まえていればよいのです。

リスクとは、自分が何をやっているかよくわからないときに起こるものです。

 というバフェットの言葉があるそうですが、この中に「自分」という単語が入っていることに注意してください。つまり、ある投資のリスクは、見る人(が何をわかっているか)によって異なる主観的なものだということです。

 実際5月半ばから7末あたりまでのミクシィ投資は、私のこれまでの投資の中で、最も大きな利益をもたらした投資であるとともに、最も安全な投資でもあったと言えます。

 少なくともパズドラ級のヒットになることが明らかだったモンストの潜在バリューと、ミクシィの株価が、アホらしいほど乖離していました。まさに標準的なバリュー投資だったのです。

(現時点ではそこまでの自信は持てません。モンストもミクシィの株価も、ピークはまだ先だと思っていますが、もはや一時的にも全財産の2/3をぶち込むのは無理です。)

 短期売買をやれと言っているのでも、長期投資より短期投資が優れていると言っているのでもありません。本当に短期で儲かりそうだと思った場合に「短期だから」という理由だけで否定してはいけないという意味です。

『億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術』★★

億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術

 メアリー・バフェット著、デビッド・クラーク著。著者つながりで過去書評です。

 何が悪いというわけではありませんが、これはいまいちでした。

30代日本人男性兼業個人投資家。日々勉強中です。
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