トマスの疑い深い資産運用

アラフォー日本人男性兼業投資家。日々勉強中です。

★★★★

アリス・シュローダー『スノーボール ウォーレン・バフェット伝』★★★★

 過去書評。誰知らぬ者なきウォーレン・バフェットの伝記。

 ちょっときわどいことも書いてあったり、伝記として単純に面白かった。

 直接には投資の参考にはならないが、読んで損はないと思う。

ロバート・H・フランク『成功する人は偶然を味方にする--運と成功の経済学』★★★★

 なぜかビジネス系自己啓発書のような邦題になってしまっているが、副題の『運と成功の経済学』の方が内容に近い。前著『ウィナー・テイク・オール』から、いい意味で、言っていることが変わらない。

 有利が有利を・不利が不利を呼ぶマタイ効果により、成功には偶然の要素が極めて大きい。しかし、個人的・社会的な様々な要因により、人間は運の重要性を認めたがらない傾向にある。そして、運の重要性を認めない人は、恵まれない人に対して冷淡になる傾向がはっきりある。

 金持ちが一般人より消費するものの多くは、地位財・顕示的消費であり、軍拡競争で消耗しているだけの部分が多い。運の良かった金持ちに累進消費税をかけ、運の悪い人を救済することによって、金持ちの幸福もあまり下げることなく、社会全体の幸福を増すことができる。

 というのが主な主張。累進消費税のアイデアは、詳しく見ていけばいろいろ実行が困難なところが出てくるのであろうが、基本的には良いように思われる。

モニッシュ・パブライ『ダンドー ──低リスク・高リターンのインド式テクニック』★★★★

 みきまるさんのところで知った。タイトルと装丁のせいでなんかうさんくさい印象だが、中身はまともなバリュー投資本。良書と思われる。

 唯一惜しいと思ったのは、グーグルよりマイクロソフトを選ぶと言っちゃってるところか。2006年の本だから、そこから現在までGOOGは約5倍、MSFTは2倍ちょっとぐらいか。

 普遍的な内容の本では、いくら自信があっても中長期的な未来予測は書かない方がよさそうだ。なかなか当てられるものではない。

Ronald W.Chan『価値の探究者たち』★★★★

 バリュー投資家のインタビュー集。みきまるさんの記事とそれに続く連載で雰囲気は十分つかめるかと。

 自分も一応分類的には中長期バリュー投資家(のはず)なので、ためになるなと思える話が多かった。

マシュー・サイド『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』★★★★

 いわゆる失敗学の本。単独で特別目新しい話はないが、啓蒙書として大変良いと思った。投資の失敗から何か学習するためにも参考になるかも?

ルチル シャルマ『ブレイクアウト・ネーションズ 大停滞を打ち破る新興諸国』★★★★

 確かDON(@D0N12345)さんのツイートで知った。

 2011年頃の話ではあるものの、どの国の話も面白い。ひとつ思ったのは、やっぱり政治が重要だということ。ただ普通の民主主義・資本主義国であるということがどれだけ難しいかということ。

玉川陽介『手持ち200万円から始める! 低リスク・高利回りの不動産投資』★★★★

 過去書評。読んだのは大分前。タイトルはなんか軽薄っぽいけど、不動産投資本の中ではかなりよかった記憶がある。

ローレンス・A・カニンガム『バフェットからの手紙 [第3版] ──世界一の投資家が見たこれから伸びる会社、滅びる会社』★★★★

 過去書評。初めて読んだときはこの版ではなかったと思う。手っ取り早く投資の役に立つ、というわけには行かないが、一度は読んでおくといいと思う。

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