トマスの疑い深い資産運用

30代半ばの日本人男性兼業投資家。日々勉強中です。

2017年6月の優待クロス実施

本人口座

コード 銘柄名 株数 優待内容 価値 備考
4967 小林製薬 100 健康食品等 5000 化粧品?
2702 マクドナルド 500 優待券 15000 ヤフオク行き?
3197 すかいらーく 1000 食事券 30000 ヤフオク行き?

家族口座

コード 銘柄名 株数 優待内容 価値 備考
4967 小林製薬 100 健康食品等 5000 化粧品?
2702 マクドナルド 500 優待券 15000 ヤフオク行き?
3197 すかいらーく 1000 食事券 30000 ヤフオク行き?

(基本的に全てSBIの一般信用。価値は概算。三倍優待口座の継続保有による優待はここに含まず。)

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』8 場当たり的な約定は禁物

8 場当たり的な約定は禁物

 証券市場に実際に参入する時点で、なぜその約定を成立させ、いくらまで値上がりし、どれだけの期間が必要で、どれほどのリスクを冒す覚悟があるかを承知していることは基本ではなかろうか。ポジションを取るときにこれらの点をよく理解していなければ、適当なサイズや手仕舞うタイミングが、いったいどうして分かるだろう。

 ごもっともです。耳が痛いです。はい。

 ポジションは計画性なく手仕舞いするベきではないし、理由もなく持ったままでいるのはもっと悪い。ある主力株について、素早い値動きがありそうだと確信したとする。この状況で値動きを見越して株を買っても、すぐに値段が期待した方向に動かなければ、その株は売ってしまうベきだ。購入時、その株には素早い取引の対象としての価値しかない。したがって、それは「不本意な投資」として、長く保有されるベきではないのだ。
(中略)
 ポジションを考えるうえで、利食いにしろ損切りにしろ、どのレベルで手仕舞うかという明確な見当が必要である。

 これはよく言われることですね。短期投資のつもりで失敗して「いやこれは長期投資だから」と自己欺瞞的な言い訳をするのは、典型的な悪いパターン。

 最初のうちは、ポジションサイズを小規模に保つことを勧める。つまり、資本全体に対して、投資する資金を控えるのだ。投資家は小さなポジションでロングでの利益を得るように努めるベきだ――言い換えれば、ある株式を100株持って10ポイントの利益を目指すほうが、同じ株式を1000株持って1ポイント儲けるよりも理にかなっている。
 現金の備えがあれば緊急時の対応に役立つし、必要、恐れ、欲など、成功を脅かす人の弱さに影響されず、財務上の理由のみでポジションを建てたり手仕舞ったりすることができるようになる。無論、よく管理されたアカウントには「マージンコール(追証)」の可能性などみじんもあってはならない。

 自分の場合、キャッシュポジションの重要性を意識したのは、結構後になってからでした。推測ですが「急落の時などに買いたいが余裕資金がない」という経験をしないと認識できず、「急落の時などに買いたいと思う」こと自体に、まず初心者を脱する必要があるからかと。

 十分な資本を持たない若者が、自分には素早く稼ぐ能力があると考えているような特別な場合を除いて、信用取引やその他の形で借金をする必要がどこにあるだろう。資金が効率よく運用されていれば、比較的小さな投資が大きな利益をもたらし、ハンデの多い過剰投機が必要になることはあり得ない。
 その一方、トレーディングが不十分で、成果を上げるために高額の投資が必要になるとすれば、結局は損失が初期の利益を相殺してしまう。

 「資産規模が小さいことの不利を早めに解消することはとても有利」のような可能性もカバーされているところはさすがというか。最後の文については、常に高額の投資が必要とされる企業は云々、というファンダメンタルズの話を連想させます。

 大きなポジション、つまり少数の比較的大きなブロックの株式は、小さなポジションを多数抱えているよりも望ましい。(中略)大きなスケールでコミットしてもよいと確信できる取引に絞ることは、安全と利益への近道だ。
 そもそもポジションを取るときには、それについてよく知っていなければならない。そうであれば、撤退が遅れて重大な損失を招く場合でも、ずっと素早く手仕舞いできる。たくさんの小型株を買うときはそれほどの注意を払わず、最終的な損失の合計がいくらになるかもよく分からないまま、小さな損失を日々重ねることになる。手を広げすぎると知識の欠如をさらに不利にすることに、ほかならないのである。

 「卵はひとつの籠に盛るな」という分散投資の格言と、それをもじった「卵はひとつの籠に盛り、それをよく見張れ」という集中投資の格言がありますが、そのあたりの話ですね。

SoundPEATS(サウンドピーツ)『Q12 Bluetooth イヤホン ブラック』

 ブルートゥースイヤホンは、昔一度検討したことがあったのだが、アンチインデックス(@taijutaiju51)氏のツイートがきっかけで買ってみた。オーディオブックを聴くのに使用中。

 ケーブル管理の手間がいらなくなるメリットが、設定管理と充電のデメリットを上回るかが気になって前回は踏み切れなかったのだが、その観点で言えば合格。非常に便利。

 音声ガイドだけはイマイチ。電子音は甲高くて、アナウンスは素人っぽい。しかし、まあ慣れたら気にならない。

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』7 投資家のための堅実会計

7 投資家のための堅実会計

 私の意見では、唯一の堅実な方法とは、定期的に「マーケット」でのアカウントの価値(最後の評価以降に受け取った利札、配当金、税準備金も自動的に含まれる)を測り、四半期ごとにアカウントの自己資金(エクイティ)の1.5%など、あらかじめ決めた割合か、あるいは必要額を自分に払い出すやり方である。

 このアカウント(account)は口座のこと。自分は兼業投資家なので関係ないですが、本業を引退する歳になるか、(そのつもりはないですが)専業になるなら考えないといけないことかも。

 すべてのトレーディングは、リスクに対してどの程度の利益が見込めるかという基準で考えなくてはならない。

 これは基本中の基本と言えばそうなのですが、リスクの見積もりは難しいです。リスクについての考え方は、別の本ですが『投資で一番大切な20の教え』の5,6,7章もおすすめです。

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』6 投機VS投資

6 投機VS投資

 自分の考えで行動する人物は、大半の見解について、群衆のとる動きにまず疑問を抱いてみるものだ。なぜならほとんどの場合、彼らは間違っているからだ。
 私は、利益が小さく安全なインカムを得ようとすると必ず損失を招くと信じているので、投資より投機のほうが損を出しにくく、利益を上げやすい方針だと主張している。
 資金を倍にすることを目標にした知的なプログラムなら、少なくとも資本を維持するか、あるいはそこからかなりの利益を生むことも可能である。それより低い目標では、成功の見込みはない。

 倍にしようと思ってやっと維持できる……ですか。めちゃくちゃ厳しく感じますが、確かに2008年のように全体が約半減(-40%超)するようなことも起きるわけなので、それぐらいに思っておいてちょうどいいかも。

 扱いに困るほどの大金を持つ幸せ者なら、資金の中から「倍増」できると思える額だけを使うことが重要だ。(中略)残りの額には手をつけずに寝かせておくほうが、無意味な危険にさらすよりもよい。

 当然「扱いに困るほどの大金」は持ってませんが、これは最大ポジションサイズの大雑把な目安として役に立つかも。

 6%を得るための投資は、引退に似ている。(中略)金が勝手に働くに任せ、くつろいで考えるのをやめてしまう。金を倍にするには、積極的に参加して、大いに努力しなくてはならない。

 今は当然6%も金利はない……どころか実質マイナスですので、これは当時以上に重要な教訓かも。

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』5 投資で値上がり益を得るには

5 投資で値上がり益を得るには

 少なくとも最初は主力上場銘柄に限ると決めたら、次のステップは、「価値の上昇への投資」である。すべての買い付けは、インカムゲインと値上がり益をひとくくりにして、トータルでいくらのリターンがあるかという基準で扱われるベきだ。

 キャピタルゲインとインカムゲインを別のものだと考えるのは、無意味な心理会計ということ。個人投資家としては、最近言及した『出金のススメ』のように、そうとも言い切れない場面もありますが。

 大きな利益を期待して出資を行う以外の方法で、成果を上げようとしても無駄である。ただ単に「投資しておく」とか「配当」のために買うのであれば、札束で寝かしておくほうがましだ。これはかなり重要なことで、この点だけでも成功するプロと損を出す素人の最も大きな違いがある。このルールを守るだけで、危険なマーケットに踏み込まずに済むこともあるのだ。

 この本では、投機をする・思惑を働かせる・考える必要がある、とにかく何も考えずに安心していてはダメだという原則が貫かれています。この原則から演繹できる部分が結構あります。

 ことを始めるには、実践から学ぶ以外にない。ほとんどの投資家にとって、最大のハンディキヤップがここにある。経験不足なのだ。

 この後で薦められている初心者向けの実戦経験法は、要約すると「その時最も有力な銘柄のロングorショートポジションを(限度額を決めて)ひとつだけ取り、閉じるまで次を始めることはできない」というもの。知っていればその通りやればよかったなあと思います。

 当然ながら、投資に充てる時間を作らなくてはいけないということでもある。まことに理屈にかなっているのだが、多くの人にとっては意外に思えるらしい。
(中略)
 投資には時間をかけることが必要で、そうすることで余裕資金は将来のための頼りない資産で終わるよりも、はるかに強力な蓄財の基礎となり得るのである。
(中略)
 試行錯誤を繰り返す学習は、明らかに時間を要する。その一方で資金の残りを遊ばせておくのには、それなりの抑制力がいる。
(中略)
 多くの場合、財産を維持したり増やしたりすることにかける時間で、本職に100%専念するよりもたくさん稼ぐことができるのだ。
(中略)
 時間を惜しみなく注ぎ込むか、まったくやらないかのどちらかでなくてはならないからだ。中途半端というのはないのである。

 「それはあなた、時間をかけないからですよ」

 トレーディングを学んで、短期に賭けるのか、それとも長期に投資を続けていくのか?
 われわれは値上がり益を目的として投資をするのであって、ポジションを保持する時間は関係ない。(中略)私なら、どちらかといえば短期を選ぶ。そのほうが迅速に経験を得やすいからだ。
 短期の投資はいったんマスターしてしまえば、長期のたなぼた利益や大損失よりもはるかに信頼のおけるビジネスらしくなる。「熟達」していなければ、首尾よく買ったり売ったりし続けることができないからだ。
 立て続けにトレーディングをこなしていかないと、自分の能力も、その産物である安全性も、確信することはできない。回転が早いほうが安心できる。視点を新たにする機会も多い。底値近くなるまで、理由も分からず下がるのを見ている不安も避けられる。そのほかにも、利点はたくさんある。ほとんどの人はそれでも、長期の投資のほうが安心だと主張するかもしれない。しかし1921年以来、私が見てきた何千件ものケースを参考にいえば、これは誤りである。

 乱暴に言えば、塩漬け貧乏よりは損切り貧乏の方が経験を積める分マシということでしょうか。

 「短期」といっても、トレーディングを速やかに終わらせなければいけないということではない。ちゃんとした理由がないかぎり、ポジションはやたらと閉じてはいけない。多くの「長期」トレーダーは、一時的にすぎないと思ってトレンドが変わるサインを見過ごしてしまう。正しいこともあるが、最終的には読みを誤り、大きな損失を強いられることが多い。
 短期の方法ではトレーディングを手仕舞うには理由がなくてはならず、状況が変わった場合はポジションを再開することもできる。ときにはそこから利益を上げることができ、ときには損になることもあるが、その場合は、ただ単に保険料を払ったということだ。
 長期の買い手はたまに優良物件に当たったりして、自分のことを大した投資家だと考えてしまう。たいがいはその後にショックを受けることになるのだが、ときには儲けを失わずに済む幸運なケースもある。

 短期vs長期は永遠のテーマのひとつですが、何も考えずに安心していてはダメという原則に貫かれるこの本では、前者に理があるということ。

 トレーディングへの参入は、短期の原則にのっとって行われるベきである。
(中略)
 最良の長期の買い物は、強気のインディケーションが短期で連続したことから生じたものもある。決定的な売りタイミングは、初めは無難で何気ない最高値のように見えるものだ。

 この「決定的な売りタイミング」というのは、おそらく長期のド天井という意味か。少なくとも、投資では「短期は長期を兼ねる」ことはあっても長期が短期を兼ねることはない、ということは言えそうです。

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』4 未熟者が陥りやすい罠

4 未熟者が陥りやすい罠

 まず最初に、主力上場銘柄の取引を通じて、有価証券を巧みに扱う基本原理を体験として学ばなければならない。ことに、大多数の人の判断に影響を及ぼし、しかも高くつく、私情や損失への恐怖、さらなる儲けへの欲望、その他の心理状態をコントロールする力を身につけることが大切だ。

 行動経済学なんて言葉はない頃だと思いますが、人間が実際にやっていることは、当然ながら同じだったようです。

 ウォール街を目指す一般の投機家がまず最初に理解すべきことは、流動性の高い上場銘柄の売買に限定するのが正攻法だということだ。ひとつには、売買にかかるコストが小さい。

 これは『1 知識、経験、そして直観』でもあった話。

 流動性のある上場銘柄の大きなメリットは、株価を毎日確認できることである。異常な株価下落ほど、トラブルを早く察知できる指標はない。それでなくとも、多くの店頭銘柄や、不活発な上場銘柄のトラブルは手遅れになるまで見つからないものだ。(中略)何かがおかしいと気づくような販売記録や出来高などは手に入らない。

 株価の下落それ自体がトラブルを教えてくれる、という観点は、当たり前のようでなかなか興味深いと思います。投資(投機?)以外の場面では、それに似た話すらあまりないと思います。

 現代のあらゆる事業において、専門に特化することの価値は明らかだ。資本の運用についても、それと同じことが当てはまる。ひとつの対象を選び、それに精通した者は、不動産、外国為替、商品、無名の未上場株式、外国債券その他に、中途半端に手を出す者よりもはるかに有利である。

 私は株式(とせいぜいその先物・オプション)を専門とし、他には手を広げない予定ですが、株の中だけでも、高利回り投資の人・成長株投資の人・ゲームセクターが得意な人・IPO株が得意な人・分売をウォッチしてる人・昇格株を狙ってる人・優待紹介をやってる人、様々ですね。

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』3 理想的な投資は存在するか?

3 理想的な投資は存在するか?

 完全な投資対象が理論上のものにすぎないのは、想像に難くない。安全なものなどないのだ。人生のどの分野をとっても、確実なものは存在しない。ことに、現存する「投下資本」の利息を複利で払い、利益をピラミッディングできるほど世界の富の成長は早くない。ことあるごとに、破産や債務の軽減や、通貨価値の下落などで調整がなされる。いずれも、たいへん古くから行われていることだ。

 100%安全で儲かる投資が存在しないのは、永久機関が存在しないのと同じく、普遍的な原則だということ。

 長い年月、潮は寄せては返してきた。インフレで債務者層が有利になりすぎると、通常「生活費の高騰」への不満に隠された「デフレーション」への呼び声が、何らかの措置がとられるまで高まり続ける。そして債権者が優位に立つと、低すぎる物価や通貨の不足へのいら立ちとともに、「インフレーション」の気運が世論を占めるようになる。このため、大衆が「安全な投資」に出資するとき、本当は何を買ったつもりでいるのかを少しでも明確にするためには、「思惑(スペキュレート)を働かせる」必要があるのだ。
 私の言う思惑とは、言ってみれば潮の流れを読むことである。初歩的なことでは、デフレのサイクルの間は、固定金利と元利金(一種の政府の支払い保証である「現金」を含む)を保持し、インフレのサイクルの間には、いろいろな形の株式を保有することによって、購買力の維持に努めることだ。

 太線強調は元からあるもの。インフレとデフレのサイクルは初歩的かつ基本的なものとはいえ、周期が長すぎて経験から学ぶのは無理です。自分に投資が可能な期間だと、まだデフレからインフレへの移行が1回(それもまだ道なかば以下)あっただけです。

 投資にしろ投機にしろ、資本の運用を何と呼ぼうと、大多数は成功しないのだと初めから認めてしまうことが大切だ。そもそも自分に回ってきた富、さらにいえば幸福さえも、ほとんどの人はつなぎ止めておくことはできないのである。資本をうまく保つには、現代人に受けのよい社会主義的な政府が、大衆を救うためと称して課す多くのハンディキャップも乗り越えなくてはならない。

 「社会主義的な政府」というのは、今で言えば、より高福祉・高税率の「大きな政府」と考えれば、現在でもほぼそのまま通用するでしょうね。

 万人が追い求める投資方針はおのずと破綻する。したがって、資本を本気で確保し保持しようとするならば、とるべき第一歩は、「群から離れる」ことだ。

 ここ重要。投資が他の活動と根本的に違う点のひとつは、(長期的・平均的には)「多数派が結果的に正しかった」ということは絶対にないということです。「群から離れる」のは多くの活動では最後の一歩ですが、投資では最初の一歩なのです。

 必要なのは、個人主義的に考える姿勢だ。自分の利益を守るには、何がベストかを考えなくてはならない。いつの世も、成功しているごく少数の人に対して、大衆は一人当たり平均ではほとんど何も持たないに等しい。彼らはいつでも、自分の利益になると信じて、少数派から財産をもぎ取ろうとしているのだ。どれほどの額が、大した抵抗もなく着服できるものか見ものである。やがて勤勉節約も使い古され、彼らは想像上の「反社会的」方法に保護を求めるようになる。

 個人投資家がテレビに出たりすると「一般人の嫉妬を煽る効果しかないからやめて」みたいな感想をTLで見ることがありますね。個別の話にどうこうは言いませんが、歴史を考えると、無視してよいことでもないと思います。

30代日本人男性兼業個人投資家。日々勉強中です。
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