トマスの疑い深い資産運用

アラフォー日本人男性兼業投資家。日々勉強中です。

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』77 けっして確認せずに鵜呑みにしてはいけない

77 けっして確認せずに鵜呑みにしてはいけない

 厳密な意味で、すべての条件がそろった最高の銘柄が実際に現れるのは、2、3年に一度のことでしかない。

 この人が当時のアメリカにいてさえそうならば、自分が現代日本でそれ以上を望むのは無理というものでしょう。

 一応10年近い投資経験があることになる私でも、入る前から行けると思って、実際にまとまった利益が取れた案件は、2012年の3085 アークランドサービス、2014年の2121 ミクシィ、2016年の6200 インソースと4235 第一化成ぐらいです。

 かなり相場のいい時期でさえ2年に1回のペースということですから、長期的にはそれ以下と思って間違いないでしょう。3年に1回のペースだとしても、50歳までに出会える大チャンスは、良くてたかだか5,6銘柄ということ……。ちょっと考えてしまいますね。

SangHeon Kim『アビスリウム』

 なんかTwitterでプロモーションが流れてきたので。クッキークリッカーフォロワーの中では、見た目がすごく頑張ってる方だと思うが、どこまで行っても所詮クッキークリッカーのくせにテンポ悪い。

 桁が大きすぎて見づらくなるのを防ぐためか、AとかBとか勝手な1000倍ごとの単位を設けているのだが、そのせいで数字の見た目が全く変わらず、クッキークリッカーの肝である数の増える快感を思いっきり削いでしまっている。実に惜しい。

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』76 さらなる二重配当を

76 さらなる二重配当を

 この章名は忘れて下さい。原著では短い章が並んでいるものを、邦訳ではくっつけてひとつの章としているようで、ここで取り上げる内容とは無関係になっています。

●空売り

 空売りの正しいやり方は、値上がりを求めて買い付けるという行為の正反対であるベきだ。理論的に言えば、上手な空売りは、買われすぎている銘柄で行う。人気が過剰で買い手が多すぎる銘柄を選ぶということだ。浮動株の多い大型株で、ショートポジションがほとんどないか、皆無の銘柄であるベきだ。(中略)選ぶ銘柄は下降トレンドにあって、過去の安値に近いところにいるか、新たな安値を更新しているくらいがよい。収益も配当も下がることが予測され、それがまだ株価に織り込まれていない銘柄がよい。しかし、ここまで条件が揃った銘柄でも売ろうという勇気のある人は、なかなかいないのだ。

 ショートは自分もまだ修行中というか、ろくに経験がないのですが、単にロングの逆というのでは済まないことは確かです。絶対やるなとも無用とも思いませんが、少なくともメインにするものではないと思います。兼業投資家であれば特にです。

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』73 ティッカーテープを読むことの価値

73 ティッカーテープを読むことの価値

 テープは相場の取引を「生」で伝える唯一の情報源である。ティッカーテープによる相場の判断には、ある銘柄に何かが起こる「とき」と、それが起こったときの「量」と、その銘柄の動きと相場全体、もしくは関連銘柄との「比較」という問題が関わってくる。

 すでに一度話題に出ましたが、テープリーディングというのは、今で言えば、歩み値だけをずっと見ているようなもの、と思ってよいと思います。

 どの銘柄が最初に動き出すか、どの程度活発に動くかが分かるのだ。ほかの銘柄と比較してどの程度強いか、あるいは弱いか。株価の表やチャートを使っていたら、推測するしかないことばかりだ。テープの読み方を心得ている人は、チャートに頼っている人のはるか先を行っているといえるだろう。

 当時は当然コンピュータがなかったので、リアルタイムのチャートなどはなかったはずで、ここでのチャートは、おそらく日足以上の時間間隔のものを指していると思われます。

 現在、出来高まで含んだ分足あるいはティックごとの短時間チャートを表示しているようなトレーダーは、テープリーディング相当以上の情報を得ていると言えそうです。

 デイトレーダーでなくても役に立つのは、他の銘柄と比較せよ、という部分でしょうか。当たり前と言えば当たり前ですが。

 ティッカーテープを見ていれば、売買注文を最も有利な形で出すことができる。企業分析から得た投資の見解をより強固なものにしたり、疑問を投げかけたりするのにも役立つ。調ベるベき銘柄のヒントを与えてくれることもある。基本的には短期投資向けの手法という第一印象があるが、ティッカーテープをきっかけとして、6カ月以上先の利益がもたらされることもよくある。

 これも類似の箇所はあったと思いますが、投資においては短期が長期を兼ねることはあっても、長期が短期を兼ねることはない、という話。

 私は、いくつかの理由で、デイトレ以下の時間間隔の投資には、意識してコミットしないようにしていますが、一時、中長期投資の補助と割り切って勉強していたことはあります。それ自体の利益はわずかでしたが、役に立っているとは思います。

 チャートを後から見ている時でも「ああこの部分では、板ではこんな風にガガッと動いて、歩み値だとドドドって感じだったんだろうなー」とか、脳内補完できることが結構あるからです。アニメーションなので言葉では説明できないですが。

週刊新潮別冊『昭和とバブルの影法師』★★

 TLで評判だったので読んだ。自分の年代だと、バブルの実感というのは全くないのだが、ちょっと面白かった。

 他の人も言ってるけど、やっぱりここまでのアベノミクス程度ではバブルでもなんでもないわ。

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』70 豹はけっして斑点を変えない――性格や品性は直らない

70 豹はけっして斑点を変えない――性格や品性は直らない

 最近話題のあの方を連想せざるをえない章タイトルの印象とは異なり、公募増資の話。細かい話が多く時代も異なるので、詳しくは取り上げませんが、要するに「目論見書をよく吟味せよ」とのこと。

 十分な情報を持つ投資家は、けっして1株当たりの株価を見ない。時価に発行済み株式数を掛けた合計金額が彼らの買いたい市場価値である。

 これは以前も言及しました。発行株数と額面価格がてんでバラバラな以上、1株あたりの価格に意味はなく、意味があるのはそれを掛け合わせた時価総額だけです。

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』68 「良い」銘柄の条件は?

68 「良い」銘柄の条件は?

 私の長年の経験では、相場がある方向に向かうことを示唆する要因が複数見えているにもかかわらず、現実には逆方向に動いたとき、その予想外の逆方向の動きはおそらく2倍も重要である。

 これも、言われてみれば当たり前のような気もしますが、重要なことに思えます。

 残念ながら自分は、これにきっちり当てはまるような実例を経験したことはありませんが、超上級者の方々が、たまに数時間から数日後のトレンド転換をズバリ当てることがあるのは、基本的にこの原理に基づくものなのではないかと推測しています。

シブサワ・コウ『シブサワ・コウ 0から1を創造する力』★★

 この記事が印象に残っていたので借りた。つまらなくはないが、Web以上のものは特になかったかも。三国志や信長の野望シリーズはいくつかやったことがあり、結構好きなのだが。

 光栄ゲーファンか、3635 コーエーテクモホールディングス投資を考えているのなら読んだ方がいいと思う。

アラフォー日本人男性兼業個人投資家。日々勉強中です。
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