トマスの疑い深い資産運用

アラフォー日本人男性兼業投資家。日々勉強中です。

『コンパクトマクロ経済学』★★★★

 飯田泰之著、中里透著。過去書評。タイトル通りのかなりよい教科書と感じる。

指標は無視するためにある


 たぶんこれをきっかけにTLで色々なされたPER論議を見て思い出した、ある程度前から頭の中にある標語。「指標は無視しろ」ではないことに注意。あと当然ファンダ前提。

 一般に「この銘柄はこの指標がいいから買う!」というのではだめで「この銘柄はこの指標を無視しても買える!」という判断のための材料であるべき、という意味。

 指標というものがなぜ存在し、指標と呼ばれているのか? それは正しいからだ。多くの人が認め、長い間変わらないほど、圧倒的に正しいからだ。

 そして、二次思考をするならば、市場平均を上回るにあたっては、自明に正しい考えには何の価値もないし、圧倒的に正しい考えには、ほとんど価値がないのだ。

都井清史『会社法による決算の見方と最近の粉飾決算の実例解説』★★★

 タイトル通りの内容。私のような、個人投資家がざっと見て知っておきたいという用途には、やや専門的かも。

専業個人投資家はどうやってメンタルヘルスを維持するのか?

 血のバレンタインから3ヶ月以上経って、ようやく主観的なメンタルヘルスが完全回復したような気がする。

 その期間で実体験したが、兼業であることは、メンタルヘルスを保つにあたって、単に収入が途絶えないという以上の効果があるようだ。

 本業の仕事で忙しくしていたり、(上手くいっていれば)成功体験が得られたりするからだ。

 一般論として、専業の人は、投資で上手く行っていない時、どうやってモチベーションを維持しているのだろうか? あまり思いつかない。

読書猿『問題解決大全』★★

 なんか昔はてな村にいた人? 目次(Amazon参照のこと)のような内容の割には、絵が豊富だったり、いまいち対象読者層がわからん。各項目の名前を初めて見る、という人にはありかも。

三橋貴明『財務省が日本を滅ぼす』★★★

 財務省が、省益のために間違ったプライマリーバランス黒字論を広め、デフレを固定化している。しかし、強大な権限に加え国税という警察力まで集中しているため、なかなか批判すらできない。

 ……という感じで、投資クラスタなんかでは常識的な内容と言えるか。

 個人的には、中国の属国がどうのとか移民がどうのという観点は入れないでほしかったかも。定性的には別に的外れとは思わないのだが、一番本質的には貨幣問題なのに、いらぬ拒否反応が増えそう。

磯田道史『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史』★

 タイトルはアレだけど『武士の家計簿』の人だからそれなりに面白いんだろう……と思ったが、実につまらなかった。なんだこれ。

『初めての日経225先物(ミニ&ラージ)で稼ぎ方までわかる本』★★

 有限会社エックスワン著、江口陽子著、フェアラインパートナーズ株式会社編集。過去書評。

 先物は、やらなくても見方ぐらいわかるようになっておきたいと思って見たもの。単に初心者、というか本当に初めての人向けのムック以上のものではないが、その範囲ではいい内容に見える。

 当然だが、これだけで稼げるようにはならんと思う。

アラフォー日本人男性兼業個人投資家。日々勉強中です。
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