トマスの疑い深い資産運用

30代半ばの日本人男性兼業投資家。日々勉強中です。

『稼ぐ投資家の株ツール活用ガイド』★

 これはひどい。RING氏やろんぐて〜る氏の内容は申し訳程度で、一般的なことしか言ってないし、ツールに関しても実質全てSBIの宣伝。他社のものに関しては申し訳にもならない程度しかない。

 だいたいRING氏の主要ツールはカブドットコムで、ここで紹介されてるSBIのツールは使ってすらいないはず。なんなんだこれは。

コツコツドカンの負けを勝ちに変えるには

 このページのコメント欄にある「兼業トレーダー」氏からスマイル君氏へのアドバイスですが、ナンピンの危険性と損切りの重要性を説く記述として、私がこれまで読んできたものの中でも、トップクラスに属するぐらい素晴らしいです。

 自分で読み返したい時に見つけにくい上に、失礼ながらスマイル君氏のブログは、会社バレ・家族バレなどの事情で不意に非公開化・削除されてしまう可能性がかなり高いと思われるので、保全を兼ねてここにメモさせていただきたいと思います。

 ナンピンの危険性と損切りの重要性を説くだけなら、他でもよくあると言えるのですが、コツコツドカンの負けに至るルートの具体化と、それを逆にして利を伸ばす方への誘導まで、この分量でやってしまうというのは、あまり見覚えがありません。

以前はコメント頂きまして、ありがとうございました。

これから、僕ができる最良で最後のアドバイスをします。
かなり長くて厳しい内容になりますが、よろしければご参考下さい。
同じ歳のお子さんがいるので、他人事のまま片付けられないという単なるお節介です。

まず今回の短期取引について、もし売買が逆だったらと考えてみてください。前半に小幅な損失を繰り返しましたが、今は3M近くの含み益で、どうやって利確しようか、という理想的な状態ではないでしょうか。

ではこの状態に至るためには、単純に売買を逆にすれば可能だったのでしょうか?
結論から言うと不可能です。なぜか。

前半の連勝した時期の取引は以下のようなものだと思います。
(1)エントリー→利益出ればどこかで利確
(2)エントリー→損失でたら積み増し→反転して利益になれば利確
また後半の退場しそうな取引は以下です。
(3)エントリー→損失でたら積み増し→損失膨らんだら積み増し→‥→積み増せなくなったらお祈り

これを逆にして表現を見直すと、以下のようになります。
(1)'エントリー→損失でたら損切り
(2)'エントリー→利益でたら確定せず積み増し→損失に落ちたら損切り
(3)'エントリー→利益でたら確定せず積み増し→‥→どこまで上がるか傍観

つまり(1)'損になったらすぐ損切り(2)'利益がでたら確定せず積み増してみてそれでも損がでたらすぐ損切り(3)'(2)'が何度もうまく行って(=トレンドに乗って)爆益という構造です。

絶対額が(1)+(2)≪(3)なのは、既に3回体感したはず。

ここで損切りできないとどうなるでしょうか?
(1)'→(2)または(3)
(2)'→(1)、(2)または(3)
(3)'→(1)
に変わってしまう。

これがいまのあなたに不可能な理由であり、
みなさんが言うように損切りできることが最重要である理由です。
俗に言う損切りは迅速に、利益は伸ばせ、の正体です。

皮肉にも矜持ある人ほど負けが認められず、損切りができない。
そのままだと(2)が(3)になるたびに退場して終わり。
この記事を笑って眺められる日は、確率上0パーセントであり、訪れないことが分かります。

最後に、こんな質問を仮定してみてください。
大まかにゼロサムゲームと言われる市場で、プラスになる行動を教えるわけがないのでは?

いえ、問題ありません。

なぜなら市場にはあなたと同じ思考をした初心者が次々と現れては、マイナスサムゲームを繰り広げてくれるからです。
さらにその初心者のほとんどは、少なくとも一度大きな痛手を被るまで、ひどい場合は被っても行動を変えようとしません。
いまのあなたと同じように。

今回仮に救われることがあっても、それは祈りの結果の強運であり、正しい投資行動ではないこと、ご留意ください

投資は短期のものほどAIに置き換えられやすい

 の記事で、すでにちらっと言及したことがあるが、私はあまりデイトレをしない。

 やってできないことはないと思うし、どちらかというと儲かる可能性もあるが、むしろコミットすることを意識して避けている。

 最大の理由は、今後真っ先にAIに奪われる(もしくはすでに奪われた)ポジションだと考えているからだ。

 等の話にも関連するが、投資は短期のものほどコンピュータ向きになる。投資を大雑把に時間で分類すると、だいたい以下のようになるだろう。

  1. スキャルピング(秒)
  2. デイトレ(分・時)
  3. スイング(日・週)
  4. 中長期(月・年)

 本当はこの上にさらに0:HFT(コンマ秒以下)の領域があるが、もともと人間はできなかったことだから、今回は省く。

 このうち、1と2の半分ぐらいまでは、すでにAIの方が優位な領域になっていると思われる。そして今後二度と人間に優位が戻ってくることはない。

 対して、3,4はそう簡単にAIに置き換えられることはないし、置き換えられたとしても、そのインパクトは1,2ほど劇的なものにはならないと予想される。

 短期投資が何か悪いとか、スキャルパー・デイトレーダーが何か他の人間より劣っていると言っているのではない。(プロ棋士は頭が悪い、と言っているのではないのと同じく。)コンピュータ・人工知能が比較的得意な仕事をしていると言っているだけだ。

三倍優待口座の川西倉庫を利確し含み損の3社を損出し

 サプライズ(?)昇格で急騰した9322 川西倉庫は、年間2000円の太っ腹クオカード優待が継続する見込みが薄いのでは、と思って利確。1年9ヶ月で798↑1544と約2倍化。

 ついでに、三倍優待口座で含み損、かつ復活の道筋も見えない以下の3社を、損出しして利益をなるべく相殺。

  • 8742 小林洋行 328↓272
  • 8737 あかつき本社 616↓388
  • 3082 きちり 756↓662

個人投資家のパフォーマンスは本業込みの方がいいのでは?

 個人投資家のパフォーマンスの算出方法について、たまにTwitterやブログで話題になることがあります。入金を補正するには修正ディーツ法がどうの、とか。しかし、これはあまり意味がないと思います。

 パフォーマンスランキング等の企画にあたっては、比較が必要なので、何らかの方法で規格化しなければいけないのはわかります。(なんでもランキングしたがる人間の性質については興味深いですが、この記事の対象外です。)

 しかし、それ以外の局面では、入って来るお金も出て行くお金も、投資にかけている時間も人それぞれなのに、前月比・年初来の金融資産の変化をパーセンテージで出すことに何の意義があるか、いまいちわかりません。

 私も含め、大抵の個人投資家の目的は、ファンドマネージャーとして優れていることを証明して金融業界に転職することではなく、自分や家族の資産を守り増やして暮らしを良くすることのはずだからです。

 なので私は、あえて入出金込みで何の修正もせず、自分の投資金融資産(純金融資産?)ではなく、家庭の総資産の変動を出しています。

 入出金を含めた方が収入を増やし・消費を抑える励みになるし、金融資産のみではなく総資産を見た方が、不動産やローンその他へ気を配る効果があると思ったからです。

 結果的に多くの個人投資家とは違う基準になっていると思います。(それもあって個人投資家パフォーマンスランキングにも参加するつもりはなかったのですが、いつの間にか載せてもらっていました。)

 他人の基準にも、とやかく言う資格はないのですが、金融資産のパフォーマンスやポートフォリオの銘柄よりも、(ある程度の幅でもいいので)収入や、家庭のバランスシートのようなものを見られればなあと思うことが多いです。

我慢を可能にする小手先のテクニック


 一見ジョークのようにも聞こえるこの発言だが、極めて重要と思う。

 おすすめの本『マシュマロ・テスト』の中で強調されていたのは、短期的利益を我慢して長期的利益を取る能力は、テクニックで強化することもできるということだった。

 たとえば、単に目を塞いだり、顔を背けたり、別の楽しいことを考えたり、「これは絵なんだ」と自分に言い聞かせたり、といった、一見馬鹿馬鹿しい小手先のテクニックにも、大きな効果がある。

 「株の儲けは我慢料」という格言があるが、相場が労働と根本的に異なる点のひとつは「ただ何もしないで待つのがベスト」という局面が、普通にあることだ。

 そのような局面で(そうであることがわかるのかは別問題として)、様々な誤りを犯す誘惑に抵抗して、ただ待ち続ける・我慢し続けるためには、単に気をそらすためのテクニックが、大きな威力を発揮しうると思われる。

 私はそもそも兼業投資家であるので、相場に向ける時間や労力は、捻出するのに苦労することはあれど、減らすのに苦労することはない。

 しかし、今でさえ、自然科学系の本を読んだり、趣味のプログラミング等の創作をしたりする時間は、投資関係の勉強や実践のそれより多いぐらいであり、仮にその必要が生じても問題にはならないと思われる。

 これは長期投資に際して、ひとつの優位性でありうる。

象に乗る経験をするのはプラスかもしれない

 まったくの思いつきなのだが、象に乗る経験をするのは投資に有用かもしれないと思う。

 自分より何十倍も力があって独自の意志を持っているものに命を預けているという状態を知っておくこと、相場では日常的にそれ以上のことをやっているのだと理解しておくことは、自然と謙虚さを身につけることになると思う。

 象が崖の方へ向かって歩いて行っても、崖の側で文字通り道草を食っていても、自分には何もできないという、背中がヒリヒリするような感覚を味わっておいて、少なくともマイナスになることはないと思う。

 私はたまたま子供の頃に何回かあるのだが、誰でもリーズナブルかつ安全に、このような経験ができる手段は、他にないのではないだろうか。

v-com2『運、タイミング、テクニックに頼らない! 最強のファンダメンタル株式投資法』★★★★★

 のv-com2さん2冊目の本。ファンダ系の初級者→中級者向けぐらいの位置づけか。素晴らしいと思う。

 特に後半の

  • 5章:資本政策
  • 6章:のれん・減価償却
  • 7章:キャッシュフロー
  • 最終章:投資哲学・メンタル

 あたり(目次の表現そのままではない)は、初心者が直感的にわかりづらいところを的確についていく感じというか、かゆいところに手が届く感じというか。とにかくいい。

 特に6章のエスクリの例はみきまるさんがやられたので有名な(?)話。エスクリは見ていなかったので、予兆たりうる変更があったとは知らなかった。

 また簿記知識の有用性についての記述を見て、以前買って自炊したきり読んでいない簿記のテキストを引っ張り出してきた。もう一度挑戦してみよう。

30代日本人男性兼業個人投資家。日々勉強中です。
記事検索
最新コメント
リンク集
アクセスカウンタ
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: