トマスの疑い深い資産運用

アラフォー日本人男性兼業投資家。日々勉強中です。

2017年08月

2017年8月成績+4.6%(年初来+25.1%)

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2017年8月成績と総評

総資産 前月比 年初来
100,185,009円 +4.6% +25.1%

 闇あるかぎり 光もまたある……。(訳:ぶっこいた分ちょうど戻った)

8月ハイライト

4235 第一化成回復?

 ちょうど先月末あたりの2100が底で、2500まで回復してきて、しばらくヨコヨコ。まさに今日8/31突然5%上がって現在約2600。何だったんだ。次の決算発表は、前回から比べて、集計期間やIFRS絡みの変更も何もないはずだし。変わったのは機関の空売りが増えたことぐらいか?

6200 インソース買い直し

 先月末の時点で最高値2400から3/4の1800ぐらいまで行くなと言ってた(これとかこれとか)ら、ものの見事に1800を一瞬割って反転。結構すごくないですか? 一瞬だったので1800割れた状態で買えた分はないが、7月にいったん売り切っていたのを目標ポジまで安く買い戻せた。

AMZN アマゾン停滞

 株価は950ドル前後。6月に発表されたホールフーズ買収が早くも完了したらしい。前々からアマゾンのリスクはほぼ独禁法リスク・政治リスクのみと思っているので、トランプ大統領と折り合いが悪そうなのはちょっと気になる。だからどうだというほどではないが。

優待クロス失敗

 8/22は19:00に間に合うように大急ぎで帰宅してシャワーして文字通り全裸待機してたのに、SBI一般売クロスは9861 吉野家1名義すら取れず。

 ◎を見て注文したのに、注文確保できず失敗云々の赤文字が出て、リロードしたらもう×だった。人間の尊厳を捨てても牛丼1杯取れないなんて、無料とはいったい……うごごご!

主要ポジション(ウェイト順)

  1. 4235 第一化成
  2. 6200 インソース
  3. AMZN アマゾンドットコム

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』78 あなたの投資から最大限の果実を得るために

78 あなたの投資から最大限の果実を得るために

 いよいよ最後の章です。

 この本を読んで、ほとんどの読者は自分の力でかなり良いところまで行けそうだと感じるはずだ。どういうやり方で何をするかは、年齢、資金、目標、能力、人脈、職業といったさまざまな個人的な要因によって大きく違ってくるはずだ。
 重要なことは、読者がフルタイムの仕事を持っていたら、相場の動きに一日中注意を注ぐことを求められる専門家向けの短期取引をやろうとするベきではない。この本から採用するアイデアが、自分の気質に合ったものであることは、絶対条件なのである。

 散々「長期より短期」と言ってきてそれは……と思う人もいるかもしれませんが、あくまでこの本では「短期」≒「投機」≒「何も考えずにいることの反対」です。長期投資家であっても役に立つと思います。

 株式ブローカーとして、投資家として40年間過ごしてきた経験上、私はあらゆるタイプの人間、あらゆるタイプのアカウントの動きを見てきた。儲けた人もいればお金を失った人もいた。ごくわずかだが、相場で常に儲けを出す人たちもいた。素晴らしい財産が築き上げられるのを目の当たりにしたこともある。損をした人もたくさん見てきたが、幸運なことに1929年から1932年にかけて起こった、あの壊滅的な惨劇のようなことには遭遇しなかった。

 前も出ましたが、この惨劇というのは大恐慌のこと。

 世界金融危機の記憶がまだ鮮明な今ですが、我々のキャリアの終わりになって「幸運なことにサブプライムショックのようなことには遭遇しなかった」と述懐することもありうるわけです。楽観しすぎも悲観しすぎもせず中道を行きたいところです。

 可能であれば、リスクを冒すのは若いうちのほうがよい。若いときは自分の力を試し、評価する時期だ。それはすなわち、将来性のある職業を選ぶことでもある。住居は購入するのではなく、賃貸にして慎ましく生活すること。すべての努力は元本の形成というただひとつの目的に向けてなされるベきだ。

 種銭作りの話は以下も再読のこと。

 この本の題名は『投資を生き抜くための戦い』だ。なぜなら元本を守り、増やすことは紛れもない。「戦い」だからだ。経験に加えて、生まれつきの才能や人脈などを育てるには不断の努力と注意力、そして成功への強い欲求を必要とする。

 種銭がなく、当然投資でまともに儲けたこともない一番最初にモチベーションをどこから持ってくるのかというのは、この本でも他の本でも未解決の、重要な問題である気がします。

 多くの累積投資プランの成否は、その業界のなかで適切な相談相手を選べるかどうかにかかっている。

 情報源についての章を再度ポイント。

 1日1時間を割くか割かないかによって、実際に損を出すか大儲けするか、大きな分かれ道となるのだ。この本を活用できるのは、それができるタイプの投資家たちなのである。

 時間をかけることに関する話で思い出すのはこのあたり。

 この本を読まれた読者は一人残らず、お金をただ保管しておくことの危険性と、なぜこの本が『投資を生き抜くための戦い』と題されているかということについては理解を深められたと思う。「備えあれば憂いなし」という言葉もある。投資の真の目的と、その達成がいかに困難であるかを知れば、戦いには半ば勝利したも同然である。それを知っていること自体にも大きな価値があると言えるだろう。

 ラストの一文。

 様々な記事やコラムから集められた部分があるため重複が多かったり、古すぎて補正が必要だったり、翻訳がわかりにくかったりと、引っかかる部分もいろいろある本でしたが、こうして整理してみて、改めて素晴らしい本だと思いました。オールタイムベスト級です。

村上世彰『生涯投資家』★★★★★

 TLで大絶賛だったので遅まきながらKindleでポチったらすごく良かった。50%オフの時に買っておけば良かった。

 一番話題になった2006年頃は、まだ投資も始めていなかったため、村上世彰氏も村上ファンドも、よく知らなかったが、少なくとも、当時のマスコミ情報のみから形成された印象は誤りだったと思った。

 コーポレート・ガバナンス関係の主張も筋が通っているし、10年経って結果的には正しさが認められつつあると思う。まだまだではあるが。

 もちろん自分の本で自分に都合の悪いことは書くわけないので、これだけで判断するわけにはいかないにしても、どんな意見の人にも一読をおすすめする。

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』77 けっして確認せずに鵜呑みにしてはいけない

77 けっして確認せずに鵜呑みにしてはいけない

 厳密な意味で、すべての条件がそろった最高の銘柄が実際に現れるのは、2、3年に一度のことでしかない。

 この人が当時のアメリカにいてさえそうならば、自分が現代日本でそれ以上を望むのは無理というものでしょう。

 一応10年近い投資経験があることになる私でも、入る前から行けると思って、実際にまとまった利益が取れた案件は、2012年の3085 アークランドサービス、2014年の2121 ミクシィ、2016年の6200 インソースと4235 第一化成ぐらいです。

 かなり相場のいい時期でさえ2年に1回のペースということですから、長期的にはそれ以下と思って間違いないでしょう。3年に1回のペースだとしても、50歳までに出会える大チャンスは、良くてたかだか5,6銘柄ということ……。ちょっと考えてしまいますね。

SangHeon Kim『アビスリウム』★★

 なんかTwitterでプロモーションが流れてきたので。クッキークリッカーフォロワーの中では、見た目がすごく頑張ってる方だと思うが、どこまで行っても所詮クッキークリッカーのくせにテンポ悪い。

 桁が大きすぎて見づらくなるのを防ぐためか、AとかBとか勝手な1000倍ごとの単位を設けているのだが、そのせいで数字の見た目が全く変わらず、クッキークリッカーの肝である数の増える快感を思いっきり削いでしまっている。実に惜しい。

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』76 さらなる二重配当を

76 さらなる二重配当を

 この章名は忘れて下さい。原著では短い章が並んでいるものを、邦訳ではくっつけてひとつの章としているようで、ここで取り上げる内容とは無関係になっています。

●空売り

 空売りの正しいやり方は、値上がりを求めて買い付けるという行為の正反対であるベきだ。理論的に言えば、上手な空売りは、買われすぎている銘柄で行う。人気が過剰で買い手が多すぎる銘柄を選ぶということだ。浮動株の多い大型株で、ショートポジションがほとんどないか、皆無の銘柄であるベきだ。(中略)選ぶ銘柄は下降トレンドにあって、過去の安値に近いところにいるか、新たな安値を更新しているくらいがよい。収益も配当も下がることが予測され、それがまだ株価に織り込まれていない銘柄がよい。しかし、ここまで条件が揃った銘柄でも売ろうという勇気のある人は、なかなかいないのだ。

 ショートは自分もまだ修行中というか、ろくに経験がないのですが、単にロングの逆というのでは済まないことは確かです。絶対やるなとも無用とも思いませんが、少なくともメインにするものではないと思います。兼業投資家であれば特にです。

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』73 ティッカーテープを読むことの価値

73 ティッカーテープを読むことの価値

 テープは相場の取引を「生」で伝える唯一の情報源である。ティッカーテープによる相場の判断には、ある銘柄に何かが起こる「とき」と、それが起こったときの「量」と、その銘柄の動きと相場全体、もしくは関連銘柄との「比較」という問題が関わってくる。

 すでに一度話題に出ましたが、テープリーディングというのは、今で言えば、歩み値だけをずっと見ているようなもの、と思ってよいと思います。

 どの銘柄が最初に動き出すか、どの程度活発に動くかが分かるのだ。ほかの銘柄と比較してどの程度強いか、あるいは弱いか。株価の表やチャートを使っていたら、推測するしかないことばかりだ。テープの読み方を心得ている人は、チャートに頼っている人のはるか先を行っているといえるだろう。

 当時は当然コンピュータがなかったので、リアルタイムのチャートなどはなかったはずで、ここでのチャートは、おそらく日足以上の時間間隔のものを指していると思われます。

 現在、出来高まで含んだ分足あるいはティックごとの短時間チャートを表示しているようなトレーダーは、テープリーディング相当以上の情報を得ていると言えそうです。

 デイトレーダーでなくても役に立つのは、他の銘柄と比較せよ、という部分でしょうか。当たり前と言えば当たり前ですが。

 ティッカーテープを見ていれば、売買注文を最も有利な形で出すことができる。企業分析から得た投資の見解をより強固なものにしたり、疑問を投げかけたりするのにも役立つ。調ベるベき銘柄のヒントを与えてくれることもある。基本的には短期投資向けの手法という第一印象があるが、ティッカーテープをきっかけとして、6カ月以上先の利益がもたらされることもよくある。

 これも類似の箇所はあったと思いますが、投資においては短期が長期を兼ねることはあっても、長期が短期を兼ねることはない、という話。

 私は、いくつかの理由で、デイトレ以下の時間間隔の投資には、意識してコミットしないようにしていますが、一時、中長期投資の補助と割り切って勉強していたことはあります。それ自体の利益はわずかでしたが、役に立っているとは思います。

 チャートを後から見ている時でも「ああこの部分では、板ではこんな風にガガッと動いて、歩み値だとドドドって感じだったんだろうなー」とか、脳内補完できることが結構あるからです。アニメーションなので言葉では説明できないですが。

週刊新潮別冊『昭和とバブルの影法師』★★

 TLで評判だったので読んだ。自分の年代だと、バブルの実感というのは全くないのだが、ちょっと面白かった。

 他の人も言ってるけど、やっぱりここまでのアベノミクス程度ではバブルでもなんでもないわ。

アラフォー日本人男性兼業個人投資家。日々勉強中です。
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