トマスの疑い深い資産運用

30代半ばの日本人男性兼業投資家。日々勉強中です。

2015年06月

2015年6月成績+3.4%(年初来+3.3%)

20150630pf

2015年6月成績と総評

総資産 前月比 年初来
74,474,020円 +3.4% +3.3%

 今年も半分過ぎたが成績は振るわず。

6月ハイライト

平蜘蛛の活躍

 数年来高値の2764 ひらまつと、CM開始の3665 エニグモ、合わせて通称平蜘蛛。最期は爆死というとてつもなく縁起の悪い命名ながら、結構貢献してくれた。今は一旦手放しているが、この2銘柄は結構長い付き合いになりそうな予感がしている。

勝負銘柄やや戻る

 勝負銘柄はやや戻ってきたが先々月よりはまだ下。平蜘蛛ががんばっても、この勝負銘柄が覚醒しないことには、今年はまともな成績は望めないかも。だが今はもっと儲けるよりアベノミクス以来の利益をふいにしない方を優先する。

ギリシャショック

 勝負銘柄と三倍優待口座を除いてノーポジだったので今のところ実害はほとんどなし。思えば私が本格的に勉強を始めた2012年前半頃からドラクマゲドンとか言って問題になっていた気がするのだが、いつまで続くのだろう。

クスリ(のアオキ)で(資産がYear)Highになる

 ギリシャショック当日の6/29。ノーポジでやることなかったので、3398 クスリのアオキにデイトレ的に参戦。大したロットではなかったがちょっと儲かる。夏休みのレジャー代ぐらいにさせてもらおう。

ジェラルド・M・ローブ『投資を生き抜くための戦い』★★★★★

投資を生き抜くための戦い (ウィザードブックシリーズ)

 DON(@D0N12345)氏のツイートで思いだしたので過去書評。

 私もこれは素晴らしく良い本だと思う。だが、これまでの★5級の中でも、最もそれが読み取りづらい本だと思う。

 たとえば、投資初心者が最初の一冊としてこれを読んで、素晴らしかったと思う可能性はないと思う。

 かなり昔のアメリカの話なので、補正して読まなければならない箇所も多い。翻訳も、悪くはないが、少なくとも最高でもないと思う。

 玉石混淆という表現はそぐわない(玉が多い)にしても、役に立たないと思われる部分も結構ある。

 しかし、良い部分には、それを補ってあまりある力がある。抜き書き集でも自分で作ってもいいかもしれない。

ウォレス・ワトルズ『富を「引き寄せる」科学的法則』★

富を「引き寄せる」科学的法則 (角川文庫 ワ 5-1)

 の記事で、

 ある種の自己啓発によくある、オカルト的で非科学的に見える暗示や繰り返しの手法に一定の効果があるとすれば、理性以前の部分に、わずかながらでも意識的な働きかけができるからなのかもしれない。

 と書いたが、ここで念頭に置いているのはこういうやつ。

 オカルトお金自己啓発の元祖みたいなもんらしい。もちろん科学の欠片もあったもんじゃねえ。

 すでに100年以上も前のものだが、すでに現在のフォロワーとほとんど変わらないと言っても過言ではない。

 安いし(英語でよければパブリックドメイン)、怖いものみたさと免疫つける意味で読んでみてもいいのでは。

岩井克人『経済学の宇宙』★

経済学の宇宙


 このツイートを見て、経済学の本で木村資生が出てきて何か意味があるならすごいことだと思って借りてきたが、外れ。

 ざっと見る限り、他にも進化論や物理学・数学の話はところどころに出てくるが、どれも私の判断ではファッショナブルナンセンスの域を出るものではない。

 経済学そのものとしてはすごい人なのかも知れんが、私にとってはちゃんと読む価値なしと判断した。

 本題からは外れるが、この本で紹介されているジョージ・ガモフ『1,2,3…無限大』は素晴らしくいい啓蒙書だ。経済・投資とは全く関係ないが。

 木村資生『生物進化を考える』もすごくいい本だ。優生学に関するところだけ、真面目に受け取るとちょっとヤバい記述だったおぼえがあるので注意。年代的にしょうがないと思うが。

 あと、分子進化の中立説はすでに支持するとか支持しないとかいう段階にある説ではないと思う。どんな条件でどこまで厳密に成立するかという各論の話はあっても、もはや当然という意味で。

今枝昌宏『ビジネスモデルの教科書: 経営戦略を見る目と考える力を養う』★★★

ビジネスモデルの教科書: 経営戦略を見る目と考える力を養う

 経営とかビジネスとかちゃんと勉強した人には、たぶん常識的なことなんだろうが、結構面白かった。

 ITでいうデザインパターンをちょっと連想させるものがあったり。

川北英隆『「市場」ではなく「企業」を買う株式投資』★★

「市場」ではなく「企業」を買う株式投資

 これもさっかく氏のブログ経由。

 視点・内容ともに良いと思うが、兼業個人の私の役にはあまり立たないと思うので、ざっとで済ます。

マイクタイソンと殴りあって勝つには

 何の因果か、あなたは全盛期のマイクタイソンと殴りあって勝たなければいけない羽目になったとしよう。以下のどちらを選ぶべきか。

  • リング上で15ラウンドのボクシングの試合を挑む
  • 期限も場所も定めずルール無用の勝負を挑む

 これだけの想像でも、普通の個人が市場平均を上回る投資成績をあげようと思ったら、FXや指数先物の短期投資より、個別株の長期投資を選ぶべきである理由が、何となくわかるのではないだろうか。

 要点は、時間やルールの制約が増えると、元から実力の劣る側は、ますます不利になるということだ。

 テニスのマッチ・セット・ゲームの仕組みなどが典型的だが、スポーツのルールは、真の実力のわずかな差を増幅するようにできている。

 短期の繰り返しを積み重ねるやり方は、実力の劣る側に不利だ。コツコツコツコツでずっと勝てるならば、それに越したことはないが、それができるならすでにプロだ。

 投資における一般個人のように、実力のはっきり劣る側は、いわゆるコツコツドカンのドカンを勝ちの方にして勝ち逃げするしか、基本戦略はありえないと思う。

 その意味でハイレバで短期のFXはあらゆる側面から最悪の投資だと思う。なぜ個人でやりたがる人が一定数出るのか、まったくわからない。

 テニスで言えば、自分側だけコートの中央何割かしか地面がなく、両側が断崖絶壁の状態で、ウィンブルドン優勝者に試合を申し込むのと変わらないはずだ。プロ同士でもそんな条件で勝てるわけがないのに。

宝彩有菜『始めよう。瞑想―15分でできるココロとアタマのストレッチ』★★★

始めよう。瞑想:15分でできるココロとアタマのストレッチ (光文社知恵の森文庫)

 最近気になっているレイ・ダリオを含め、投資業界でも瞑想をすすめる人は多いようだ。

 個人的には、瞑想は投資に効果ありそうに見えるし、瞑想している人の投資成績が良いという相関関係は、たぶん実際にあると思う。

 だが、おそらく因果関係は逆で、無意味にじっとするだけの時間的余裕と自己抑制能力を確保できる人は投資に向いてるということなのだろうと思う。

 意志力の訓練としての価値が全くないとも思えないが、瞑想そのものに効果があるわけではないと思う。

 だから、マニュアルやレッスンに高い金を出す必要はなくて、こういう最大公約数的な本一冊あれば十分だと思われる。

 私は単なる入眠儀式として活用している。寝る前に布団の上でやって、頭がかくっとするほど眠くなったら、そこで横になって目を閉じるとすぐ眠れる。いわゆる「なかなか眠れない」という状態を経験しないで済む。

30代日本人男性兼業個人投資家。日々勉強中です。
記事検索
最新コメント
リンク集
アクセスカウンタ
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: