タイポグリセミアとドメイン名

 出典が思い出せないのでうろ覚えだが、以前、ネットワークの歴史の本を読んでいるときに、ドメイン名のルールを決めた人が、一貫して「大→小」になる(つまりこのブログであればjp.blog.foma)ようにすればよかった、というようなことを言っていた。

 しかし、普通あるコンテンツにアクセスする人が気にするのは、ドメインの所属国ではなく個別のドメインを取っている主体であろうし、現に表示されるコンテンツ(単純なサイトならファイル)であって、分類(それが置いてあるフォルダ)ではなかろう。

 見る人間が一番気にするであろう情報が、ちょうど人間が瞬間的に把握しやすい両端にある(“http://”と拡張子は別として)というのなら、歴史的経緯はどうあれ、結果的にベストの選択になっているのではないだろうか。

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