精神的に健全で標準的な人間は、やや自信過剰バイアスのかかった状態にあるとされています。

 つまり自分は平均よりも優秀だと、言い換えれば、周りには常に自分より馬鹿なやつが多いと考えています。

 そして、市場にはケインズの美人投票の要素があり、自分ではなく他の大多数がどうするかに基づいて結果が決まります。

 このふたつが合わさると、実際には市場に馬鹿がひとりもいなくても、全員が馬鹿のように行動することがありえます。