トマスの疑い深い資産運用

アラフォー日本人男性兼業投資家。日々勉強中です。

株探プレミアムを再開した

 五月さんの平成末ツイキャスがきっかけではないが、この時試してやめた株探プレミアムを再開した。

 最大の目的はやはり四半期(単独)業績。昔はこれに相当するものはどこにもなくて、林則行本を読んで自分でTDnetのXBRLから計算するシステムを作ったのだ。

 だから今でも同等以上のものが出せるとはいえ、自分が今TDnetのXBRLを使っているのはここだけなので、関連するシステムのメンテナンスを全部丸ごと切れるのは大きい。

 あとは大株主の変動と決算の修正履歴。これはそこまで有益かどうかはわからないが、いざちょっと知りたいという時に自分で調べるのは手間がかかるし、今から自分でシステムを作るのは問題外である。

渡部清二『「会社四季報」最強のウラ読み術』★★

 前著に付け加えるものはそんなにない……というか、むしろ前著よりも初心者向きなのでは? 水準以上ではあると思うが。

ケン・シーガル『Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学』★★

 まあ「よくある虎の威&後講釈本」かもしれないが、その範囲では良書の方かと。

時間の希少性は増すばかり

 このグレアムのエッセイは永久保存版レベルの素晴らしいもので、自分も以前から意識しているが、最近(?)さらに応用があると思うようになってきた。

 昔と比べて世界が物質的に豊かになり、「もの」が溢れるようになったことで「こと」消費が相対的に有利になった。それと同じように「こと」もどんどん豊かになり、相対的に時間の希少性が増しつつあるのだ。

 たとえば、買ったゲームを途中までしかやらないとか、ノベルゲーを全編スキップでやるとか、映画を全編早送りだけで見るとか、従来貧乏性ゆえできなかった・してこなかったことは、むしろ(時間)貧乏性ならばこそ積極的にやるべきなのだ。

 これを意識するようになってからわずかながらQOLが上がった実感がある。

-50%は+50%の逆ではない

 タイトルを見て「当たり前やろ」と思った人は、この先を読む必要はない。話のきっかけは山本潤氏のツイートだが、その後本人がアカウントごと削除しているようなので、掲載は避ける。

 投資に関してネットでも本でもよく言われることとして「一度大きくドローダウンすると回復するのは大変だから大損だけは避けるようにすべき」というようなものがある。

 それが間違っていると言っているのではない。格言あるいは心構えとして完全に正しいと思う。問題はその先だ。

 それと同時に数字が示されていることもよくある。すぐ思い出せるのは焼き魚氏がずっと固定ツイートにしているこれ。


 もちろん、これが間違っていると言っているのでもない。極めて単純な算数で、自明の理である。問題はそこでもなくて、さらにその先だ。

 この数字を額面のまま受け取って、たとえば「50%損失したら100%取らないと取り返せない」(正しい)ということを「増やすのは損するより2倍難しい」(間違い)かのように解釈している人がいるように思われるのだ。

 そんな根本的な数学原理のレベルで減らす方が増やすより簡単なのなら、長期的には全ての投資家は破産し、全ての企業は倒産し、全ての国家は崩壊していくはずだ。それがおかしいのは直感的にもわかるだろう。

 これはパーセンテージ(の絶対値)の数字に引きずられているだけの錯覚だ。

 たとえば+10%と-10%になるイベントは同じ確率で生じるものだろうか? これも極端な数字で考えてみればわかる。+100%と-100%でも同じなのか? 200なら? 違うというなら、差はどこから出始めるのか?

 この錯覚を避けるのはパーセンテージで考えずに最初から比率でしか考えなければいい。つまり、-50%(1/2)に対応するのは+100%(2/1)だし、+50%(3/2)に対応するのは-33%(2/3)だということだ。

悪役好きは投資家向きか?

 ussi(@tauren_jp)氏のプロフィールにシスマスターと入ってるのを見て思い出したことだが「悪役好き」は投資家適性とかなり高い正の相関があるのではないかと思っている。

 自分がまさにそうなのだが、戦隊ものなら主人公より敵組織好き、スターウォーズならジェダイよりシス好き、トランスフォーマーならサイバトロンよりデストロン好き、ドラクエなら勇者より魔王好き。

 このパターンには、物心ついた頃からひとつの例外もなく、おそらく誰かに教えられたわけでも自分で学習したのでもなく、遺伝子レベルの生まれつきである。

 投資には根本的な原則のレベルで多数派に不利な側面があるので、本能的に少数派・非正統派が居心地よく感じるのは、たぶん投資に有利であると思う。

ナイアル・キシテイニー『若い読者のための経済学史』★★★

 タイトルに相応しい内容。今の自分に役立つわけではないが、良書と思われる。

切りが悪い株数を持つようにする

 このみきまるさんの記事(及びその先のwww9945さんの記事)の話、直感的に効果がありそうな気がする。

 おそらく「切りの悪いところでその日の仕事をやめる」というライフハックと原理は同じだろう。

 切りの良いところでやめてしまうと、次にまた始めるのに精神力を要するが、切りの悪いところでやめておくと、翌日すぐその続きからやり始めることができる。

 そしてその作業が終わった後も、いったん何かを始めて進捗した後なので(朝一番に切りの良いところから始めるのに比べて)また次の作業を始めるのが楽である。

 このライフハックの「作業」を思考あるいは売買と考えれば、株の場合でも成績に寄与しそうに思える。素数であるかどうかはおそらく本質的ではなく、自分にとって切りが悪く感じさえすればそれでいいはず。

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