トマスの疑い深い資産運用

アラフォー日本人男性兼業投資家。日々勉強中です。

トレン・グリフィン『完全なる投資家の頭の中 ──マンガーとバフェットの議事録』★★★★

 バフェット関連本を読み慣れていたら、聞いたことのあるエピソードも多いかも知れないが、かなりの良書であると思う。

 『スノーボール』を読んでいても思うが、自分はバフェットとはかなり性格が違うので、同じような内容を話していても、マンガーの方がしっくり来ることが多い。

ジム・クレイマー『全米No.1投資指南役ジム・クレイマーの株式投資大作戦』★★★★

 過去書評。バイアンドホールドをもじったバイアンドホームワーク(買って宿題をする)を標語とする。初心者向け本としてとても良いと思う。

 当然米国株の例ばかりになってしまうことと、本人は投資家としての実績より芸能人としての方がメインでありそうなことを除けば。

 自分で分散ポートフォリオを作る場合の、個別銘柄の選び方の部分は、あまり他で具体的に見たことがない。

 確か自分は、これを参考に、金融株として8306 UFJと、身近な優良大企業として9984 ソフトバンクを組み入れていたら、アベノミクス初期にポートフォリオで一番上がったのはその2つだった。自分で選んだ銘柄ばかり持っていたら、パフォーマンスはもっと低かった可能性が高い。

マイケル・J・モーブッシン『投資の科学 あなたが知らないマーケットの不思議な振る舞い』★★

 過去書評。自然科学・数学系に慣れている(というかそっちがホームグラウンド)の自分には当たり前のことばかりで、一見つまらない。

 しかし、投資知識はあっても自然科学・数学系はあまり知らないというパターンの人には、ちょうどいい可能性がある。

石井ぜんじ『VE Vol.01(VIDEOGAME EXPLORER)』★★

 ほぼ『岡本吉起・ロングインタビュー』のみを目的にポチる。それなりに面白かった。モンストに興味があれば値段分の価値はあるかも。

優待を使った富の世界間移転によるメンタルハック


 行動経済学でよく言われることだが、金銭を他の物品に変えてワンクッション挟むと、しばしば行動が変化する。(会社の金庫から金を盗まない人も同じ金額の備品は盗む、ギフトには現金より金券が好まれる、等々。)

 これは詰まるところ、金銭≒数字は進化的に新しすぎて、意識して抽象的な思考を駆使しなければ扱えない、ということに起因すると思われ、根本的には一朝一夕でどうにかなるものではない。

 私は、数年前から、純投資理論的にはほとんど意味のない三倍優待口座や優待クロスを、割としっかりやるようにしているが、この容易に変えられない事実を逆手に取った心理的テクニックとしてやっている面が大きい。

 で以前詳しく書いたように、投資世界と日常世界を別のものとして、それぞれの世界でのお金を同じであって同じでないと考える二重思考が、パフォーマンス上重要である。

 同時に、投資世界である程度お金が増えたら、多少は日常生活も豊かにしたいところである。でないと、そもそも何のために投資をしているのかわからなくなってしまう。

 しかし、単に出金すると、それはお金であってお金でないという、必死で保っている幻想を、ダイレクトに破壊する効果をもたらしてしまう。どうしたらいいだろう?

 そこで挟むワンクッションが優待だ。投資世界では、あくまで株の長期投資であると考え(クロスはともかく三倍優待の方は本当にそうだ)、日常世界では(お金を引き出しているのではなく)あくまで関係先から季節のギフトが届くだけと考える。

 これによって、投資メンタルも日常メンタルも狂わせずに、二重思考を保ったまま、安全に少しずつ、投資世界から日常世界に富を移転することができるのだ。

 なお、最近投資クラスタで盛んになりつつある優待警察に対するアリバイを提出しておくと、クロスはもちろん優待制度についても、以前から全否定派である。

竹川美奈子『あなたのお金を「見える化」しなさい! ~ビジネスパーソンのための新お金管理術』★★★★

 過去書評。タイトルのそのまま。具体的でとてもいいと思う。カップルや夫婦でやってみるにもちょうどいいのでは。

橘玲『得する生活―お金持ちになる人の考え方』★★

 過去書評。一般常識レベルだが、クレジットカードとかマイレージサービスの仕組みとかは、まだ知らなければ有益かも。

『ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け』★★★★★

 ピーター・リンチ著、ジョン・ロスチャイルド著。過去書評。これまたバイブル級の本。

 やや古いし、例は当然過去のアメリカの話ばかりになるが、現代日本でも十分有益であると思う。

 本人がプロの機関投資家であるのに、個人はプロの機関投資家がやりたくてもできないことをやらなければいけない、と強調してくれるあたり素晴らしい。

 ピーター・リンチは、文章の端々からうかがえる人柄も良さそうで、「過去の有名プロ投資家」というくくりの中では、一番好きな人物である。

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